この所、お尻の菊の御紋(御門？)が緩みっぱなしだ。
腰痛のリハビリに町の医院に行くのだが、
理学療法士の方がベッドに横になった私を痛めつけるのだが、
ひょんなところで、プーッと出そうだ。
まして、お気に入りの女性とベッドを共にしている時は尚更だ。
百年の恋も一変に消え去るのだ。

オナラでこんなに気を遣っているとは理学療法士の方もご存知ない。
だから、
何事もなく施術が終わると、
どっと疲れが出る。
もちろん、狭い職場内でも同じだ。
頭の中にが点滅した時は、どんな事があっても一目散にトイレに行かないと、
パンツの中で漏らす、と言う、
人生で最悪の事態が待ち受けている。
これは後始末が大変である。
まして、水分が多く含んだ柔らかウ◯チは危険極まりない、
何がなんでも、
トイレに駆け込まないといけないのだ。(親が死んでもトイレだ)
先日、
風邪を引いて処方して貰った薬の中に、
副作用でお尻が緩くなりますよ！
と薬剤師に言われ、
そんなに気を留めなかったのに、
とあるスポーツのサークル活動で、
サーブを打とうとした時、
ブリッと音がしたような、
慌ててゲーム中だと言うのに、
唖然とする皆んなを尻目に、
トイレに一目散。
もう身が出かかっている。
トイレは約200m先だ！
100m走８秒台だ。
(まさにベン・ジョンソンだ←久々に上手い事を言うな)
しかし、
走れば走るほど身が我先にと出かかって来るのだ。
だから、
あと50mの所で急ブレーキだ。
要らぬ振動を与えると出るのだ。
残りの距離をノッシ、ノッシ、とゾウさんの歩みだ。
もう脂汗だ。地獄の苦しみを味わっている。
こんなパニクった時に限って、
気がつくと、右手にラケットを持っているのだ。
左手でお尻を押さえている。
そして、
数少ない男用大のトイレのノブに手をやる。
空いてて良かった！
(セブンイレブンいい気分←笑っている場合か場合だ)
ついに、
便器の上に。こんな時が一番危ない。パンツを下ろそうとしている時に、
気が緩んで菊の御門も緩むのだ。
なんだか、スポーツウェアなので紐が絡まっている。
ゴールが目の前だのに、焦るのだ。
紐が固結びになっているので、
思い切り広げようとすると、
返って固くなる。
とにかく、
全部下ろし切らないといけない。
やっと、
パンツを下ろす。
と同時に、
バリバリ、ドバー、ドバー、ドバー。
(ドーバー海峡←駄洒落を言っている場合か)
一気に溜まっていた物が出るのだ。
ほぼ水に近い。
お尻からオシッコが出る感じだ。
全てから解放されて、安堵の息をつく。
もう脱力状態だ。
忘れていたが、排泄行為も快感を得られるのだ。
しかし、
こんな極限状態はもうこりごりだ。
そして、
何食わぬ顔して皆んな中に戻っていく。
(私は今サークル活動よりも凄い闘いを経て来たのだ)