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もともと犬派だった私が猫を飼うようになったきっかけは、息子が就職するさい家に置いていったためだった。
仕方なく飼うハメになってしまったが…
いつしかネコ好きの息子以上にメロメロになってしまった。

誰でもそうだろうが 私たちは愛する人と絆を結び、会話を楽しみ、ともに泣き、笑い、ハグし、時と空間をともに過ごす。
それと同じようにいつしか私たちは犬やネコとも同じような 意志疎通ができるようになり、なくてはならない家族、あるいは相棒のような関係にさえなる。

ところが、そのような営みもある日突然、あるいは徐々に絶ちきられる。

そのとき…
ポッカリと空いた時間、共有した感情、存在の空白に戸惑い悲しむ
愛する動物との絆を死は断ち切る。

私もそれこそ猫可愛がりした初代飼い猫が、車に跳ねられあっけなく逝ってしまったときは１ヶ月ぐらいは幻聴・幻覚に 悩まされたようだ。
今から思えば｢ペットロス症候群｣であったろう…

こちらのサイトの日記コーナーでの楽しみのひとつが、同じ愛猫家、愛犬家どうしの交流でもある。

みなさんのペットの近況報告とか悩み事相談などの日記に接しているうちに、いつしか他人事とは思えなくなってくるから不思議なものだ…

先ほど、そんな仲間の一人から悲報が届けられた

長らく生活を共にしていた愛ネコが亡くなったとのこと…
その悲しみ、落胆は察するに余りあるばかりか、かける言葉さえ見つからない。

しかしながら…
私もそうであったように、いつしか悲しみも薄らぎ、やがて良き思い出としてずっと心の中に生き続けると思います。

どうか安らかに…

- 合掌 -


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