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連休前の初日は、わずか2時間でのお迎えだった…
山の神の話によれば
｢ぼく 楽しかったよ
お友だちも いっぱい
いたよ｣

…なんて強がりを言ってたらしいが…
保育園の先生の話によれば、ずっと泣きどおしで抱っこされたままだったらしい。

幼な子ながら強がってみせたり、こちらを気遣ってみせたり してたんだろう…
またこの保育園には 幸いにも親戚の子ども三人が通園してるので、いざというときは頼りになりそうと思ったものだ


さて話は二日めの昨日のことだが…
さっそく恐れていることが起こった…
どうも保育園への道中でも無口だな〜と思っていたら、到着しても車から降りようとしない。
そしてシレッとした顔で言った

｢ぼく きょうは 保育園いかない おやすみする｣

｢じいちゃんが先生とお話があるから いっしょにいこう｣

なだめすかしても…

｢じいちゃん ひとりでいって ぼく ここで まっとくから｣

無理に降ろそうとしても座席にしがみついてテコでも降りようとしない

早速、登園拒否か
…って言うより、これがわずか2才11ヶ月の赤子の喋る言葉だろうか

仕方なく孫を連れてそのまま会社に行ったものの…皆にはずいぶん迷惑かけたようだ…

結局その日は夕方早めに退社して…
明日の根回しとばかりに同じ保育園に通う親戚の自宅に伺い 子どもどおし遊ばせたものだった…。
さすが年長児
すっかりお兄ちゃんぶって孫と遊んでくれるは、明日の登園も時間を合わせて一緒に行くことにしてくれた。

ほんとに昨日はヘトヘトになってしまった…
孫に振り回されて仕事にならないどころか…実際のところ仕事の10倍は疲れた。

あらためて母親の忍耐強さ寛容さを思い知らされた1日だった…


… … … …