はじめまして。同性、異性に関わらず屈託のないよもやま話ができるメル友を探しております。趣味、グルメ、旅行、芸術、時事 etc.何でも気兼ねなく話せれば幸いですし情報交換もしたいですね。ちなみに私の趣味は美術・旅行ですが国内外の美術館巡りは最大の楽しみです。ついでの温泉巡りと土地の名産に舌鼓をうつこと。
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. 今日は12月14日。 今から300年以上前の元禄15年12月14日(新暦では翌年の1月30日) 本所の吉良邸に赤穂浪士四十七士が討ち入り見事本懐を遂げた…。 これが後世、赤穂義士伝講談の代表的な演目となった事件。 ここでは事の是非は 問わないが、少なくとも多くの日本人の心の琴線に触れたことは事実だ。 また登場人物が素晴らしい 大石内蔵助を筆頭に 片岡源吾右衛門、堀部安兵衛、不破数右衛門、赤垣源蔵…とつづく。 私がまだ小学生の頃、伯父の家の座敷には四十七士の名前が額に入れられ掲げてあった。 当時の私は意味も分からず暗唱していたものだ… そして演目には数多くの感動的なシーンが繰り広げられる。 有名な「南部坂雪の別れ」もそのひとつ特に私が感動した好きなシーンが… 赤垣源蔵の「徳利の別れ」 このシーンは思い出しただけでも目頭が熱くなる 簡単な内容 「討ち入りの前夜…雪の降るなか源蔵は今生の別れとばかり たった一人の兄のもとへ暇ごいに訪れる… ところが兄は不在。 仕方なく源蔵は兄嫁に兄の羽織を出してもらい、持参した徳利の酒で羽織を前に酌み交わす 日頃から素行がよろしくない源蔵を嫌っていた兄嫁は襖の外からそっと覗いていた… 名残惜しみながら雪の中を帰る源蔵 やがて帰宅した兄は事の次第を聞かされ 残された書状を読み …源蔵の本意を知る。すまぬ源蔵 吉良の密偵の目を憚るためのソナタの荒れた素行だったとは… それに気づかなかったこの兄を許してくれ…」 …単純だが、単純だからこそ胸にストンと落ちる爽快さがある。 これこそが日本人が本来持っている気質であり、それが気概となり男子の本懐につながるものだと固く信じている… (画像は討ち入りを描いた浮世絵と赤穂・大石神社) … … … …