日大の宮川泰介選手の記者会見を見ました。

あの日の関学オフェンスの最初のプレー。

テレビなどで繰り返し流れているシーンです。

関学クオーターバック（ＱＢ）が投げ終わった後、日大の守秘選手は明らかにボールが無いのは分かって居たと思います。

二つ目の反則もボールと関係のない場所でした。

立て続けに最も重い15ヤード罰退（陣地の後退）の反則をした選手をベンチに下げないのは変だなと感じていた。

そして三つ目。これもボールから離れたところで関学の選手に小競り合いを仕掛け、ヘルメットを殴った。５プレーで三つもの反則、何と45ヤードの罰退。

私には、彼が何かにとりつかれているかのように見えました。

彼はここで資格没収（退場）の処分を受けました。

日本記者倶楽部での会見でした。

彼は若卒なのにも関わらず、謝罪の念に駈られて氏名容姿を晒す事にしたそうです。
何とも男らしい青年でした、では何故あの様な酷いプレーをしてしまったのでしょうか？。

日大の対応の酷さが際立って居ました。

選手を蔑ろにして、恰もこの選手を交えて話をしていたかの様なやり取りに始まり、

選手を圧迫、異恐喝の様な執拗なプレッシャーを与え、自ら選手に異常なプレーをするように言わせる等とても部活の指導者とは思えません。

今日の記者会見での彼の良心の呵責の声を聞いて、とても、とても可哀想でした。
彼は人として一番大切な物を最後まで失わなかった立派な青年だと思います。