意地を張るのはやめよう
「恥ずかしくて謝れない」
「謝るとかっこ悪い」
「プライドが邪魔して謝れない。こけんに関わる」
たしかに謝るのは抵抗があるでしょう。
謝ることを「自分の負けを認めるようなもの」と考える人もいるはずです。特に頑固な人や見栄っ張りの人は、謝るのが大変な仕事に感じるはずです。
もし謝れない自分がいたら、こんな言葉を言い聞かせてください。「謝っても死ぬことはない」と。
「恥ずかしくて謝れない」と思いますが、だから何なのでしょう。
謝ることを大げさに考えているだけです。自己保身・自己防衛の気持ちが強すぎるだけです。借金を背負うわけでもなければ、人生が終わるわけでもありません。
「謝るとかっこ悪い」と思っているなら誤解です。
見栄や体裁を気にしている場合ではありません。見栄や体裁を気にして謝れないほうが、はるかにかっこ悪いことです。自分に非があるにもかかわらず、あれこれ言い訳を並べるのは子供のすること。きちんと謝らなければ、解決も仲直りもできません。
「プライドが邪魔して謝れない」と思うのも勘違いです。謝ることを邪魔するプライドなんて大したことがありません。つまらないプライドなんてさっさと捨てて、きちんと謝るのが得策です。
謝ることに強い抵抗感を覚えるかもしれませんが、だからといって死ぬことはありません。死ぬことはないのですから、難しく考えないでください。
自分に非があることは、素直に認め、きちんと謝りましょう。偉そうに批判していても、自分の非があると分かれば、急に態度を変えて謝ってかまいません。
「意地を張るのはやめよう。謝っても命まで取られるわけではないよね」
そう思えば、謝る勇気が湧き出てきます。難しそうに思えますが、難しく考えているだけです。
その気になれば、意外とあっさり簡単にできてしまいます。自分に非があるなら、少しでも早く謝っておくのが得策です。
今日中に謝ることもできるはずです。謝るのが早ければ早いほど、トラブルが収まるのも早くなります。謝っても死ぬことはありません。命までは取られないのです。
さてさて、心理テストいってみましょ♪
あなたは特別プロジェクトチームの一人になっています。しかし、予期せぬ大きな失敗をしていまいました。頭の中によぎるのはどの行動ですか?
1.責任をすべて取ろうとする
2.責任をだれかに転嫁する
3.誤ったうえで原因を追究し、再チャレンジする
4.責任をあいまいにする