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どうしても夏は食欲も減退気味だ。
あっさりと冷やし中華やソーメン、蕎麦の日々も多くなりがち

しかしながら…
こんな時こそ、スタミナ満点のチャンポンは旨いし、夏バテ 回復には最高だ

チャンポンと言えば 、やはり本場は長崎だ。
具材も豊富だが、店によって味付けも各種だし、チャンポン食べ歩きには事欠かない。

総じて…
北九州がうどん文化のメッカとすれば、博多のそれはラーメンだし、長崎はチャンポンになるようだ


だが、佐賀も負けちゃいない。
佐賀にもチャンポンの名店がある。
佐賀んもんで、この店を知らない者はモグリとさえ言われる名店とは

そう

井手チャンポン。
北方本店で他に諸富・佐世保にも店を構えるが、
親戚筋で先年屋号を変えた伊万里チャンポンは実に旨い
こちらは博多、東京に支店を構えている。

地元で採れた野菜と新鮮な魚介類、練り物を上質なオイルでじっくり炒め、そして太麺に、ほどよく馴染ませた濃厚なスープ。
そこに好みにより生ニンニクやソースを加えると、もう何とも言えない幸福感に満たされる

ちなみに、この味付けは、長崎のある有名な中華飯店の味ともよく似ている

…と言うことで、
多久市を後にして
山越えをして走ること30分ほど
やがて伊万里湾に面した伊万里市街地に入り、ほどなくして 伊万里チャンポンの看板が見えてきた。

ちょうど昼時になっていたので、
さっそく店に入ることにした
満席状態だったが、
待つことなど ちっとも不満に思わないイチオシの店だ

… … … つづく

(画像は伊万里チャンポン。780ｴﾝ )


… … … …