陰キャラ
昨夜、テレビで、オウム真理教で17年も逃亡していた凶悪犯罪者の再現ドラマをやっていました。
彼は、若い頃、職場で仕事が遅い事で上司から叱られてばかりで、そう言う自分を変えようとオウム真理教に入信したそうですが、私もその気持ちは分かりました。
今でこそ多様性が大切にされていますが、20世紀は「元気の良いのは良い子、大人しいのは悪い子」と、ことごとく陰キャラを排除していたのです。
人の性格は簡単に変えられません。
変えようと思ってカウンセリング等受けても、脳や神経など根本的に身体から来ているのは変えられないのです。
それでも、宗教にすがってでも自分の性格を変えようとした人の気持ちもよく分かります。
宗教的な犯罪は社会で大きな問題であり、それで亡くなったり後遺症を負った方も気の毒なのですが、陰キャラを排除した社会こそ悪いと思います。