A.ドロンのサムライと言う映画…
とにかくこの映画は、
日本の時代劇に影響を受けた
フランス映画です…
果てしなく孤独なスナイパー。
パリのボロアパートで
一匹のカナリアを飼っている。
ある時、その人を殺める仕事を
した時に…ナイトクラブの女性に
目撃される。
案の定、容疑者として警察に捕まるが、
女達は、見たことはない!
と、シラを切る…
それは、あまりにも寂寥な美男子、
A.ドロンが女性の気をひいたからだろう
最後はフランス流、切腹!
白い手袋をはめて、タバコをくわえ、
ピアノを弾く…
そして、女をかばうために、
わざと警察のピストルに撃たれ
最後を迎える…
なんと言う、ニヒリズム!
カッコ良すぎる、ダンデズム!
A.ドロンは、アルジェリア紛争に
従軍し、戦場とはいえ、人を殺めている
その、虚しさがわかるのだろう。
今、の時代、こんな役者は居ない。
そのA.ドロンは今も健在である…