筋肉
筋肉には、マイオカインというホルモンのような物質が分泌されることが最近の研究でわかってきています。
このマイオカインの中でも、特にガンに有効と考えられる3つを紹介します。
1つめは、イリシンです。
強い抗ガン作用があり、乳ガン、肺ガン、前立腺ガン、すい臓ガンの増殖を抑制すると言われています。
2つめは、SPARC(スパーク)です。
大腸ガンに対して抗ガン作用を持ち、血液中の濃度が低い患者は、死亡リスクが上昇すると言われています。
3つめは、インターロイキン6(IL−6)です。
ガンの免疫監視機能、NK (ナチュラルキラー)細胞を活性化し、ガン細胞を攻撃すると言われます。
こういった物質が筋肉から分泌され、ガンを抑えるのに効果的に働いていると考えられます。 ですから、ガンに負けないためには筋肉をつけた方がいいと言えます。