執刀医から説明を受けた。
内容は承知したものの、それより何より、その先生が若い女医さんだったのが意外で。
てっきり看護師さんかと思ってしまった。
口にも態度にも出さないけど、正直なところ内心ビックリ。
決してネガティブな意味ではなく、シンプルに意外だっただけで、他意はないけど。

大量の同意書にまたビックリ。
10通以上、20通くらいあったかもしれない。
この期に及んで同意しない選択はなく、ほぼ読まずにサンイしまくる。
手術時間は壊死の有無によると。
早くて2時間、かかって4時間。
待ちます？帰ります？と聞かれ、帰る人なんているの？と思いつつ、待つことに。

待ってる間、さすがにお腹空いたなと、母を連れ近くのファミレスで夕飯にありつく。
ロイホ、何年ぶりだろう。
あまりメジャーではないと思うけど、隠れた銘品というか、実はロイホのカレーが好物だったりする。
そうそう、これこれ、と懐かしい味にお腹を満たしたら、また病院へ戻る。

あれから2時間、順調ならそろそろ終わる頃か。
と思いつつ待ってたら、先の女医さんが来た。
「無事終わりました」
早かったということは、つまり壊死はなかったのだと察しつつ説明を受け、状態は比較的軽度だったとのことで、手術の傷口もピンポイントで小さな穴を開けただけだからすぐに治ると。

見かけによらず、実は凄腕の名医なんじゃ？
実は美味いロイホのカレーと同様、勝手なイメージで決めつけちゃいけないことを実感しつつ、「ありがとうございました」と手を差し出したら、握手に応じてくれた。
細いながらもしっかりした握り心地は、なるほどこれが名医の手かと、妙な納得感があった。

入院手続きは明日改めてで良いと。
仕事休もうか？と思ったけど、実家から電車1本で来れるし駅からも近い、「1人で大丈夫だからお前は仕事に行け」だと。
とりあえず大事に至らず良かったけど、ただの腹痛がこんな事にもなるんだなと。
あと、自分に何かあったら、今回の女医さんを指名したいw