一度起きた失敗から、二度と同じ失敗をしない方法を考える。
失敗を、教訓を得るべき試練と考えたら、次はどうすればいいか。それは、いうまでもなく、そこから学んで、二度と同じ失敗をしないような方法を考えることです。世の中で起こることは、すべて、必然的に起きています。失敗も例外ではありません。運が悪い、たまたま悪い偶然が重なってしまったという見方がありますが、それは、ことの必然性を自分が認識していないだけであって、ほんとうは、すべて起こるべくして起こっているのです。さらにいえば、これもサムシング・グレートの采配です。失敗しなければ、失敗しないための工夫も生まれません。つまり、サムシング・グレートは、私たちに失敗から何かを学ばせるべく、あえて失敗をさせるようです。たとえば、人との約束を忘れたり、毎回、最低二回は家に戻るはめになるほど忘れ物が多かったりする人がいます。人は得てしてそれを自分の能力のなさだと考えて落ち込んでしまいがちです。単に「運が悪かった」として片付けてしまう人も、たくさんいるようです。こうして失敗を、能力や運のせいにすれば「仕方がない」とあきらめもつくことでしょう。しかし、逆にいえば、そこで自らの成長に歯止めをかけてしまうことでもあるのです。せっかくの学ぶチャンスを、棒に振ってはいけません。