一度起きた失敗から、二度と同じ失敗をしない方法を考える。
物忘れが激しいのなら、かならずメモをとるクセをつける。安請け合いをしたために人に迷惑をかけてしまったのなら、人からの頼まれごとには慎重に返事をするクセをつける。せっかくやった仕事が、相手の期待にそぐわないものだったなら、作業を進めている間も確認を欠かさないクセをつける。こういうことです。あるいは、自分で「できない」と思ってしまうことが多いようなら、優先順位をつける、重要度を色付けや濃淡で整理しておくといったクセづけも、あり得るでしょう。失敗が自分の性格のせいであり、しかも心がけ次第で変えることができると思えば、失敗から、今後、同じような失敗をしないようなクセづけをしていくことができます。それでこそ、失敗から学んだといえるのです。