未熟さをわきまえ、どんなときも教えを請う素直な姿勢を忘れない。
1度書きましたが、あらためて書きます。誰でも若いうちは未熟です。当たり前のことなのですから、恥じることはありません。人が一生をかけて学べることなど知れています。それにもかかわらず、すべてをわかっているつもりに、見受けられる人が、少なくありません。反対に、「無知の知」ともいうように、「まだ私は、ほとんどのことがわかっていない」ということを知っている人も多くいます。実際には、人に比べればはるかにいろいろなことを知っているに違いありません。それでも、謙虚で素直な姿勢を保っているのです。彼らこそ、わかっているつもりになっている人たちより、はるかに物事をよくわかっている人といえるでしょう。禅問答のようになってしまいましたが、要するに、自分は未熟であるという謙虚さ、そして人の話しに耳を傾ける素直さが、人の成長には欠かせないということです。