祖母から聞いた話しですが…
非常事態になると、街場の人が食料難で、
農家もやっていた祖母のもとに、東京から着物を
おコメと野菜に交換する人が多かったらしい。

埼玉の宿場町に住んでた祖母は、着物は
二束三文。受け取らず、コメと野菜を渡していた。
着物を持ってる人は裕福な人が多いので、
住所と名前を書いてもらって、

うちの子供たちに縁がありましたら、
手を貸してください……お願いします……

と言って、したたかな祖母であった…

一方、当時の父は、横須賀予科練で、
特攻に備えていた……
広島、長崎に原爆が落ち、日本は降伏…
因果なもので、原爆が投下された事で、
父は生き残り……今の自分がいる…

父の姉から聞いた話しでは…
当時、樺太にいて、ソ連兵に銃で撃たれ、
暴行されたことをアッケラカンと話ししてくれた…

終戦記念日です。アメリカと戦争した事を
知らない、無知な大学生もいる昨今。
たよりなく平和な日本を先人たちは、

何をおもっているであろう………。