笑う
笑うことは、健康にとても良い影響を及ぼします。
笑う人と笑わない人とでは、寿命がどのぐらい違うのかを研究したデータもあります。
まず、1つめをご紹介します。
それは、山形県内の40才以上の成人17,512人を対象に、笑う頻度と、あらゆる原因による死亡、心血管疾患の発症と死亡の因果関係を 調査したものです。
それによると、笑う頻度が月1回未満の人は、 そうでない人に比べて、1.95倍の死亡リスクがあるということがわかりました。
月1回未満しか笑わないということは、私には考えられないのですが、そういう人は笑う人に比べて、2倍近い死亡リスクがあるということです。
もう1つの研究データもご紹介します。
こちらは、65才以上の14,233人を3年間追跡調査したものです。
笑わない人は、ほぼ毎日笑う人よりも機能障害リスクが1.42倍 ということです。
これは、いろいろな機能障害が出る危険性が 高いということです。
このように笑わない人は、寿命が短くなったり、病気になる確率が高くなってしまうことが いろいろな研究で明らかになっています。
ですから、 なるべく笑った方がいいです。