【寂び(サビ)】を恋しくせつなく心強く...感じる【後編】
前回の続き。寂び(サビ)の事。
詰まり、みんな調子が良い時には
甘い蜜を吸いに寄って来るんだな。
でも、色々下り坂になるとほとんど誰も
居なくなる。
『そこに愛はあるんか?』って。
誰にでも絶好調はあるし、絶不調もある。
ずっと絶好調の人なんて居ない。
僕は人の絶不調が大好きなんだよ。
なぜなら、絶不調の時にこそ
よりその人らしさや生き様が出るから。
人生のどん底の人の側(そば)に居てみるのも
面白いよ。いや、真面目に言ってるけど。
誰だって老いるんだ。当たり前に使えてる
目も耳も足も腕も技術やセンスも
スベスベの肌もサラサラの髪も
いずれは衰える日が来る。
...それでも、相手を...自分を
愛おしく思えるかい? という話。