今年は昨年の不漁より秋刀魚が取れているようです。昨年の秋刀魚のやせ細った形、
私は今年まだ初物を食べていません。脂が
乗ってふっくらの形のそれでしょうか？

さて秋刀魚（サンマ）の鮮度は、どのようにして分かるでしょうか？ご存知ですか？
賢明なご婦人ならお茶の子さいさいでしょうね。

新鮮な秋刀魚（サンマ）は、下あごが「黄色」になっています。
　サンマの下あごの先は、鮮度を表すバロメーターです。サンマは鮮度が落ちてくると、この下あごの先端が「黄色」から「茶色」に変化するようで、水揚げ後3日程度過ぎると色が変ってくるようです。また、鮮度ともに美味しさを左右するのは脂ののりですが、この脂にはEPAとDHAがたくさん含まれています。EPAには血小板の凝集を抑制する作用があります。また、悪玉コレステロールを減らして善玉コレステロールを増やし、血液中の中性脂肪を減らす効果もあります。そのため脳卒中や高血圧、動脈硬化、心筋梗塞を予防し、高脂血症を改善させるともいわれています。DHAも同様に、血小板の凝集を抑制するので生活習慣病を予防します。さらにDHAは脳細胞を活性化させるともいわれています。