石破茂という人物その5
もう( ゚д゚)アキタヨ…
って声が聞こえてきそうですが、もう少し続きそうです(笑)
前回のDとFの項目を掘り下げようかと思いますが、Dは憲法改正が絡んできて長くなりそうなので、先にFを掘り下げます。
Fで出てきた「中速新幹線方式」について調べてきました。
ものすごくざっくり書くと、在来線高速化の延長線上な考え方ですね。
ミニ新幹線の考え方ベースにして、さらに高速化を目指すようです。
私が調べた資料に目を通すと、踏切の扱いについて触れてますね。
現在600m条項(運転士が踏切侵入の視認出来るのが600m程度)の取り決めがあり、列車が緊急ブレーキ掛けて600m以内に停止できる最高速度は130km/h。この速度で規制されている在来線。
まずは踏切問題をクリアできないと速度向上ができません。
文字数制限あるので詳しくは書きませんが、踏切問題を解決することで、200km/hはいかないにしろ、150km/h〜180km/hは可能なのでは?と言った内容です。
書ききれないので、残りの内容については割愛しますが、この中速新幹線方式はかなり実用性あるように思えますし、現状なかなか進捗しない(ヨサン面で)整備新幹線に変わる可能性が見えてきたような気がします。(ただし、現在事業化されてる北陸新幹線と西九州新幹線の残りの区間は別問題を孕んでるのでここでは言及しません)
ただ、現状の整備新幹線スキームの枠組みでは実現できないと考えられるので、中速新幹線方式の新しい整備スキームを成立させるために、石破さんが総裁の椅子に拘った理由のうちの1つになった可能性ありますね。
この中速新幹線方式なら、基本整備計画からなかなか整備新幹線に格上げされない山陰新幹線にも事業化の可能性あるかもしれないですね。
まずは地元のために整備新幹線の枠組みを変える。総裁の椅子に拘った動機になりえますが、これだけで国民の支持を得られるかどうかはわかりません。
あの人のように世論を味方に付け、党内の反対勢力を破壊するには、ちと弱いネタなのかなと思えます。
その6に続く