(￣ー￣)
大河ドラマ【光るの君へ】。
もうじき最終回を迎えますね。

皆さんの中には毎回楽しみにしている方も居ると思いますが･･･

おれは

(￣ー￣)
非常につまらん。

全く見てません。
それよりも

『あの時期、九州がとんでもなく大変だったんだぞ』!!

実際、あの当時の【紫式部と藤原道長のラブラブドラマ】など、どうでもよかったんです。

さて、遠く離れた九州の動静は？
と言えば




【日本初の対外戦争】

(￣ー￣)
平安腰抜け時代も真ん中。
京都じゃ毎回蹴鞠だの歌だのと、貴族連中の好き勝手の毎日でした。

そんな折、1020年
北九州に蛮族が侵入。
このとき、かなりの被害があったようで
す。


時の大宰府の最高長官
大宰権帥【藤原隆家公】は、独断で九州の各豪族を招集。

侵入した蛮族と対峙しました。


(￣ー￣)ノ
これが、日本初の本格的対外戦争となる

【刀伊の入寇】です。

刀伊とは、大陸(今の朝鮮東北部)に勢力を伸ばしていた女真族を中心とした軍団で、壱岐、対馬を荒らし、北九州沿岸部を襲い非道の限りを尽くした野蛮族です。


この度重なる被害に業を煮やした大宰府は、藤原隆家公自らが総大将を務めあげた結果

【女真族の壊滅に成功】。

しかし、都からは一切の恩賞を賜ることはありませんでした。


【藤原隆家公】

(￣ー￣)
ならば、わしからこの戦の恩賞を出そう。


と、隆家公自らが共に戦った配下の豪族に恩賞を出したそうです。




(￣ー￣)
この中に、後の肥後熊本の名族【菊池氏】の初代【藤原則隆公】が居ました。




まとめ
都じゃ縁もゆかりも無い遠方の地域で、民の危機を救うため、自ら軍を率いた大宰権帥【藤原隆家公】と、大陸からの侵入者に敢然と立ち向かい、見事に勝利を収めた鎮西武士団。

これらの活躍があったからこそ、あの平安変態官能小説【源氏物語】が出来上がった


と、言っても過言ではない。と思いますよ。









(￣ー￣)
じゃなかったら
紫式部を始め、平安欲求不満女官たちなんざ

『ソッコーで蛮族のエジキになってただろうね』(笑)






【大宰権帥･藤原隆家公】

(￣ー￣)ふん。
ちったぁ、おれたちに感謝しろや。