健康寿命を伸ばすために意外なポイントがあります。
それは、 口腔内、つまり口の中を健康な状態に保つことです。
歯周病という病気があります。
歯肉の炎症が起きてしまう病気ですが、これが実は糖尿病とも関係していると言われています。
なぜなら、歯肉の炎症が起きるとインスリンの働きが阻害されて血糖値のコントロール機能が 低下します。
糖尿病が悪化すると、免疫機能が弱まって歯周病菌に感染しやすくなります。
そして、さらに歯周病が悪化するという負のスパイラルに陥ってしまいます。
実際に、メタボな人の方が歯周病ポケットが多いことがデータでも示されています。
ですから、口の中、特に歯の周辺を健康に保つのは重要なのです。
そのためには歯磨き、そして定期的なチェックが必要です。
よく虫歯になった時だけ歯医者に行く人がいますが、そうではなくて、2〜3ヶ月に１回など定期的にチェックをした方がいいでしょう。 もう１点、普段からできる予防法として、睡眠時の鼻呼吸があります。
口を閉じて眠ることによって口の中が乾かずに 唾液で潤った状態を朝まで保つことができます。