高レバレッジ活動とは、将来にわたって効果が続いたり、多くの人に波及効果をもたらす活動です。
たとえば、仕事で新しいシステムや仕組みを構築することは、一度作ればその後もずっと役立ちます。
勉強やスキルアップも、身につけた知識や技術が長く活かされます。
部下や後継者の育成も、将来的に自分の代わりに仕事をしてくれる人を増やすことにつながります。
こうした活動は、少ない時間で大きな成果を生み出す高レバレッジの活動と言えます。
中レバレッジ活動は日常的な業務処理や定例会議など、必要ではあるものの成果への
影響が限定的なものです。
低レバレッジ活動は、SNSの無目的な閲覧や意味のない会議、緊急だが重要でない雑務など、時間を浪費しやすい活動です。
こうした時間の使い方が増えるほど、本当に大切なことに使える時間が減ってしまいます。
目標は、高レバレッジ活動の時間を全体の40%以上に増やすことです。
多くの人は10〜20%程度、あるいはそれ以下しか高レバレッジ活動に時間を使えていません。
これを40%以上にしたら、日々の成果や充実感が
劇的に変わります。