測定
インテル元CEOのアンドリュー・グローブ氏は
「測定できないものは管理できない」と言います。
製造業の品質管理では、必ず「指標(インジケータ)」を使って現状を把握し、改善のヒントを
得ています。
時間管理も同じで、感覚や気分だけで判断せず、
客観的な数値で現状を把握することが何より大切です。
たとえば、次のような指標を週単位で記録します。
・高レバレッジ活動に使った時間の割合(目標は40%以上)
・計画通りに進んだタスクの達成率(目標は80%以上)
・割り込みによる計画変更の回数(目標は1日3回以下)
・エネルギーレベルが高い時間帯(自分が最も集中できる時間)
これらの指標をもとに、1週間の自分の行動を振り返ります。
たとえば、仕事で新しいプロジェクトを立ち上げた週、どれだけ高レバレッジ活動に時間を使えたかを数値で確認することで、次週の計画や優先順位の見直しに役立ちます。
「なぜその結果になったのか」を分析する
大切なのは、単に数値を記録するだけで終わらせないことです。
「なぜ今週は高レバレッジ活動の割合が下がったのか」
を分析し、、自習に向けて具体的な改善策を立てる事も重要です。