帝国主義復活か第二章
いよいよ、グリーンランドを巡る情勢での緊張が高まって来ているのは皆さんも御存知の通りである。昨今、そのニュースで世界は持ちきりと成っているようだ。経済アナリストのエミン、ユルマズさんは、「かつてのモンロー主義に戻ろうとしているのではないか?」と分析している。ドナルド、トランプ大統領の名を取って「ドンロー主義」と脾肉めいた表現をしているが、詰まりは、もう俺たちはヨーロッパはどうでもいい、イランや中東にも付き合いきれない、俺たちは南米を含むアメリカファースト(自国の国益を含む)アメリカ大陸全体だけで行く、と言うことではないか?と見ている。その為には、手段を選ばないんだ、とも取れる発言や行動があとをたたない。こうも発言しているが、グリーンランドは中国、ロシアに狙われている、デンマークでは無理だ。北極圏の安全を守る為にも我々の領有が不可欠といった感じだ。半分、自分達の領有を正当化させる言い訳にも聞こえるのは私だけであろうか?確かに、デンマークの国力、経済力、軍事動員力を考えれば、アメリカの比ではなかろう。中国はさておき、ロシアが、軍事力を持って進行すればデンマーク軍はひとたまりもない可能性がある。しかし、今ロシアにそれだけの軍事力、戦費調達、動員数を確保出来るのであろうか?…。と考える。しかし、陸上兵力はともかく、海軍力は北極圏、極東圏を見れば打撃を受けている訳ではなかろうから、安心は出来ないだろう。デンマークも当然そこら辺の分析は出来ているであろうから、フランス、ドイツの軍事力派遣を要請したとのニュースも流れてきた。昨今、デンマーク空軍とフランス空軍のグリーンランド上空での軍事演習も行われたようで、米軍、露軍を牽制する目的もあるようだ。デンマーク含め西側諸国にアメリカのグリーンランド領有を認めなければ関税処置を施すお得意手段も発言したとも聞く。日本としては軍事衝突だけは絶対に避けなければならない、人類の不幸は人間同士の殺戮に他ならない。第三次大戦は絶対に許されない。