水の力
東京大学などの研究でも 示唆されていますが、 私たちの脳にはひとつ弱点があります。
それは、喉の渇きと空腹感を 正確に区別するのが苦手なことです。
食欲と渇きは、視床下部という部位で コントロールされています。
軽い脱水状態になると、 脳はそれをエネルギー不足と誤認し、 「何か食べろ」という信号を 出してしまいます。
小腹が空いたと感じて 食べたチョコレートやスナック菓子も、実際に体が必要としていたのは カロリーではなく水分だったという ケースは少なくありません。
これが、ニセモノの食欲の正体です。
水は1日2Lという話をよく聞きますが、 これは万人共通ではありません。
医学的な目安は 体重1kgあたり30〜35mlです。 体重50kgなら約1.5L、 60kgなら約1.8Lです。
運動習慣がある方や夏場は、 ここにさらに約500mlが必要です。
足りているかどうかの 簡単な目安は尿の色です。
薄いレモン色であれば適量、 濃い黄色や茶色に近い場合は 脱水気味です。
逆に透明すぎる場合は 飲みすぎの可能性があります。