見えない敵との戦い
今日は一日、なぜかずっと誰かに見られている気がしていた。
最初は気のせいだと思っていたけど、どうも違う。確実に“何か”がいる。
部屋でくつろいでいても、ふとした瞬間に気配を感じる。
後ろを振り向いても誰もいない。でも絶対にいる。
これはもう完全にホラー展開だと思った。
ついに意を決して、その正体を突き止めることにした。
息をひそめ、気配の方向へゆっくり近づく。
そして、一気に振り向いた――!
…いた。
鏡に映った自分だった。
いやいや、驚かせるなよ自分。
しかも一番近くでずっと見てるやつじゃん。逃げ場ゼロ。
その後は急にどうでもよくなって、普通にお菓子を食べながら過ごした。
結局今日一番の収穫は、「一番怪しいのは自分だった」という事実でした。