.

雪の降った日の夕暮れから夜にかけてのしじまに街を歩くと、昼間にはない静寂が街に訪れる…

雪は雨と違って音がない。
そして、雪は周囲の 音を吸収してしまうから尚更だ。

こちら九州の平地では年に2〜3回の降雪もあれば冬の峠は越す感がある。

北国に住む人に言わせたら南国イメージそのものだろう。
確かにそうかもしれない。
実際に雪の対策は 脆弱だ。降雪5cmくらいで交通インフラは がたがただし、スリップ事故も多発。

北国の人は腹を抱えて笑うだろう

日本は世界中が羨む四季折々の素晴らしい風物詩に彩られているが、
やはり今の季節…
にっぽんの心を形容するには北国こそ相応しい。

以前、冬の北海道は何度か行ったが、その凍える大地は、現代社会の失われがちな季節感を覚醒させてくれるようだった。
やはり人間も大自然のなかに存在する生き物のひとつ。

夏は暑いし、冬は寒いに決まっている。
それを否定して、常温の中でのメリハリのない生活を追い求めれば、やがては耐性がない貧弱な精神しか残らないだろう。

明日から東京に一泊して、その翌日から 北関東を旅行するが 、少なくとも九州より寒いに違いない。

北海道なみの防寒具が必要だろうか


… … … …