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すっかり椎葉村に長居してしまった…
ほぼ集落は歩き回ったが、たったひとつ心残りになったのが マチュピチュと称せられる棚田を見学できなかったこと
集落から少し離れた山頂からの展望が素晴らしいとのことだったが…
山道を走ってそこにたどり着く自信がなかったし、何よりまだ日が高いうちにここを出発したかったから。
慣れてないドライバーにとって夜の山道は危険だ

…ということで、
名残惜しかったが、ここから120kmほど離れた次の宿泊地の天草市に向かうことにした 。

地図を見て分かったのが…
ここ椎葉村の近所には同じ宮崎の天孫降臨で有名な高千穂峡 や熊本の五木村、そして同じ平家落人伝説の里でもある五家荘があったこと。
だいたい30km圏内にある。
以前、五木村から五家荘へ抜けたときも大変な思いをして走ったことを思い出した…

九州のヘソとも言われる阿蘇の南部にある山都町、そして宮崎と熊本の県境一帯は西日本随一の森林地帯であろう

夕方前には椎葉村を出発して大急ぎで265号線から218号線を走り、やがて熊本の宇城市を通り不知火(ｼﾗﾇｲ)町に到着した。

天草はもう目と鼻の先だ

… … … つづく

(画像は熊本市の南、県の中央部にあり有明海と八代海を隔てるように延びた宇土半島にある道の駅｢不知火｣にて。

デコポンの発祥地が不知火町だったことを初めて知った)


… … … …