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京都の伏見稲荷大社を後にしたときには、すでに時間は午後4時半を回っていた…

次に向かうのは…
今夜の宿泊ホテルだ。
ちょっと早すぎる気もしたが、ホテルは三重県志摩市にある観光ホテルだからバスで3時間ほどかかる距離だと聞いて納得。
馴染みがないと、こんなとき距離感が掴みにくい。
何しろ京都から伊勢湾に向かい紀伊半島を横断して200kmほども走るのだから。

ところで今回のツアーは40名ほどだったが、ほとんどが福岡県内の客で占められており、年齢的には 20代から60代と非常にバラエティにとんでいる。
また今回の企画は、かなりのハードスケジュールが予想され足腰が弱った高齢者には敬遠されたのだろう。構成としては40〜60代夫婦が半分くらいだろうか。
あとは妙齢女性の仲良しグループ、
20代の息子・娘を伴った家族で…
そして女子大生らしき旅好きグループなど、世代も職業もばらばらのメンバーだった…


一期一会、あるいは 袖振り合うも多生の縁とでも言おうか…
まる1日行動を共にすると少しは気心も知れてきて、仲間意識さえ芽生えてくるから不思議なものだ
実際、同じような行程で広島、石川、仙台などからのグループもいたが、やはり 同じバスの仲間同士は心強い。
自由行動でも何かと話しやすいし、時には一緒に行動することもある。
これがツアーの面白いところでもある

そんなこんなで車内は和気あいあい、まるで懐かしいし修学旅行のようでもあり…
バスでの三時間の 移動時間は退屈することもなく過ぎていった…

ホテルに到着したときは、すっかり暗くなっていた…


… … … つづく。

(画像はホテルフロアにて…)


… … … …