はじめまして。同性、異性に関わらず屈託のないよもやま話ができるメル友を探しております。趣味、グルメ、旅行、芸術、時事 etc.何でも気兼ねなく話せれば幸いですし情報交換もしたいですね。ちなみに私の趣味は美術・旅行ですが国内外の美術館巡りは最大の楽しみです。ついでの温泉巡りと土地の名産に舌鼓をうつこと。
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. 前回からの続き 今は廃止になった物品税に飲食税。 たしか37.500エン以上の宝石・毛皮・楽器などのいわゆる贅沢品には、超えた分に一律15%の物品税がかかっていた。ただ教育現場で使用するピアノなどの楽器は免税申請すれば無税となっていた。しかし非常に煩雑な書類を必要としていた。 次に飲食税は一人あたり2.500エン以上の飲食に対して、超えた分に15%の飲食税がかけられたが、これはザル法だった。 つまりグループで飲食した場合、一人あたり2.500エン内にしようと思えば、人数を水増ししたりで経営者のさじ加減次第だった… この頃の直接税(所得税や法人税)は非常に高税率だった。 極端な話… 年間所得が1億の人は8.000万くらいの国税・地方税が課せられていた(今は5割が限度)。 ある有名な俳優さんなんか「私は納税のために映画出演してます」と苦笑いしてた時代だった… 潮目が変わったのが バブル絶頂期の竹下政権のときだった 激しい論争のすえ3%の消費税導入が決定された あとはなし崩しに、 3%が5%に、そして8%、来年には10%への道筋が出来てしまった。 その後、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」の諺どおり私たちはケロッと忘れてしまった。 なぜならバブルの余韻に浸り、来る冬の時代の到来など思いもよらなかった。 当時の風潮としては「一億総中流」だった。おそらく世界でもずば抜けていたであろうこの構造と意識は分厚い中流層が物語っている。 ごく薄皮の富裕層の もとに広がる中流層は8割以上にも達していただろうか、下層は1割にも満たなかったはずだ。 この中流層の充実こそ経済成長には最も不可欠な要素だ。 なぜなら誰もが住宅・家具・家電品・車など揃えたいし、また人が食べる食料や衣服は金持ちも、やや金持ちもあまり差違はない。 ここまでは良かったが、その後がいけなかった。 バブル破綻後の暗くて長い冬の時代がやってきた… 以下、次回へ … … …