にくきもの〜2
清少納言さん今日もイラッときております。
「取るに足らない人が、にやついて、むやみにしべっているのは、しゃくにさわる。」
結構厳しいね。
「丸火鉢の火や、いろりなどに、手のひらを裏返し裏返し、しわを大きくのばしてあぶっているやつ。若い人はしないよね。おっさんに限って、丸火鉢の縁に足までのせて、しゃべりながら足をスリスリするようだ。そんなやつは、人のところにやって来て、座ろうとするところを、まず扇でほこりをあおり散らして、座ってても落ち着きなく動きいている。こんなやつは、前にのばしておくはずの狩衣(かりぎぬ)の前のところを巻き込んで座ったりしている。こんなことは、しょうもない身分のものがするのと思いきや、まあまあの身分の式部の大夫ななんかがやっていたので、まじ引いた。」
冬に足が冷たいからと言って石油ファンヒーターの温風の出口に足をかざすのはやめましょう。
う〜ん、清少納言さんて血液型は何型?
つづく。