困った事に相成った

てやんでぇ！べらぼうめ！

江戸っ子でもねぇ

俺には 粋な啖呵を…。

ガキの頃は仙台で過ごした俺

「ぬっしゃ この野郎！」

なる啖呵をきって

喧嘩を始める挨拶がわりに(笑)

40代前半迄はお江戸近辺に

居をかまえる事が多くなり

世はバフル景気

巷の盛り場を彷徨う俺

たまには いさかいにも遭遇

興奮すると飛び出す仙台弁の

俺なりのお洒落な啖呵(笑)

「上等じゃん！やんのかこの野郎！」

に対して興奮する俺は

「ぬっしゃこの野郎！でっちって

やｯから 来い！」

端から啖呵で負けてやんの(笑)

「上等だ！この野郎！」が

歯切れよく出たのは何年も後

そんな言葉はエンのない

俺になっていた

でもねぇ 今ならきれるよ

「上等だ！馬鹿野郎！」

その後の 【回れ右】(笑)

しかも また見栄張ってる

もはや 俺は走れない

三つ子の魂って やだね





やっぱりお前は
馬鹿野郎だぜ！
寅さんもﾀｺ社長
と年中柴又で？
俺にだけｲｯﾃﾗｧ!
お前ェ俺の舎弟
なんだろ？啖呵
きるのはエン日
露店の啖呵ﾊﾞｲ!
(^^)ｹｯｺｳｹﾀﾞﾗｹ!