はじめまして。同性、異性に関わらず屈託のないよもやま話ができるメル友を探しております。趣味、グルメ、旅行、芸術、時事 etc.何でも気兼ねなく話せれば幸いですし情報交換もしたいですね。ちなみに私の趣味は美術・旅行ですが国内外の美術館巡りは最大の楽しみです。ついでの温泉巡りと土地の名産に舌鼓をうつこと。
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.前回の日記からイタリアの欠点や不便さを書いているが、ついでにもうひとつそれは水日本では当たり前のように水道水は飲めるが、ヨーロッパでは強弱の違いこそあれ硬水だから生水をそのまま飲むことはまずない。だが、現地の人は馴れているので大丈夫と言う人もいる。それでも東南アジアのように一発で腹をくだすことはないと思うが、用心のため飲まないにこしたことはない。日本に住んでると水と空気と安全はタダのように思いがちだが、とんでもないことだ。清浄な水と空気の維持には莫大なコストがかかり、時には代償として甚大な自然災害に見舞われることもある。そして安全を保つにも莫大なコストがかかる。清浄な水ひとつとっても日本は世界でもトップクラスの品質と設備を誇る。ローマで迎えた初日の夜こんなことがあった夜遅くに風呂に入ろうと給水栓を開けたところ褐色のお湯がドドッと勢いよく出たものの、ずっと褐色のまま。痺れをきらした「山の神」が私にフロントに電話してと言うものの、さすがに面倒くさい。「すぐにキレイな水が出るから」となだめて、そのうちバスタブの栓を閉めて出しっぱなしにしていたら、驚いたことにバスタブに溢れてもまだ褐色のお湯が出ているじゃないかさすがにここまでくれば給水菅のサビとは思えない。そこで閃いたたしか大分市のビジネスホテルでも褐色のお湯が出たんだ。そこは温泉の源泉からお湯を引いているので弱アルカリ性の褐色のお湯だった。「山の神」はその説明にすっかり納得してご機嫌で風呂に入ったものだ。やがて...「ローマの褐色の温泉も気持ちいいわね。お湯を入れ換えてるから、しばらくしたら入っていいわよ」と言いながら浴室から出てきた。そして私の番だ。目を見張ったバスタブにはなみなみと無色透明のお湯がはられているじゃないかこれでも4つ星ホテル。とかく外国では水に泣かされることが多い。余談だが「山の神」には無色透明なお湯だったことは今でも秘密にしている(笑)... つづく(画像はサンタマリアデッリアジェリ教会の礼拝堂にて。ヨーロッパでも最大級のパイプオルガンが据えられている。中庭のイエスを抱くマリア像。左の人物はヨセフか?教会の壁に据えられたローマ皇帝ディオクレティアヌス帝の大理石像。帝はキリスト教徒弾圧でも有名なので、おそらく反面教師の意味合いが強いと思われる)...