ソース顔とはどんな顔?特徴やソース顔芸能人について解説

ソース顔とは?

ソース顔とは?

ソース顔とは、数ある調味料の中でも味が濃いソースになぞらえて表現された顔のタイプです。顔のパーツ一つ一つに力強さを感じる、男らしい顔立ちの特徴があり、西洋人など外人顔を彷彿させる濃さが魅力です。昔から人気のあるソース顔のタイプは、目鼻立ちがはっきりしていて美男美女が多い傾向があります。

顔の輪郭がはっきりしている

ソース顔の人は、肉付きを感じさせない骨格の顔立ちが多く、頬骨や顎のラインがはっきりしている特徴があります。ソース顔であれば丸顔でも面長でも、太くてゴツめな骨格によりシャープな顔の輪郭が際立ち、顔の印象や表情の力強さにつながります。

顔のパーツが大きめで彫りが深い

ソース顔は、顔パーツの一つ一つが大きく彫りが深い特徴があります。鼻が高くて鼻筋も通っていたり、唇が厚めで大きかったりします。顔立ちが薄くて唇が厚いとバランスが悪くなりそうですが、ソース顔の人は他の顔パーツの主張も強いため、野性味を感じさせる色気のある口元になるでしょう。また、目元の彫りが深いため眉毛と目の距離が近く、立体的で陰影のある顔立ちになります。主張の強い派手なパーツも、ソース顔ならアンバランスさを感じさせない凹凸の造形美となり、華やかな印象を与えるでしょう。

目の二重幅が広い

目元のくぼみによって瞳が奥まった状態になるので、凛々しく力強いイメージを与えます。彫りが深いため二重の幅も広い人が多く、太い眉毛との相乗効果でより目力が強く感じられます。ソース顔の対であるしょうゆ顔や塩顔は、細めで柔和な目元の人が多いため、目力の強さはソース顔ならではの特徴といえるでしょう。普段は色気の漂う大人っぽい印象ですが、笑うと一気に柔和な雰囲気になるので、そのギャップも魅力の一つです。

眉毛や髭が濃い

ソース顔の人は、眉毛や髭が濃い特徴があります。顔タイプによっては、眉毛の濃さや太さを調節しないとバランスが悪かったり、手入れを怠っているように見えてだらしなく感じたりする場合もありますが、ソース顔の場合は太くて濃い眉毛が凛々しさや力強さを際立たせます。また、ソース顔の人は髭が似合うのも特徴です。ワイルドな顔立ちをしているので、整えられた髭はもちろん、無精髭でさえもセクシーさを印象付けられるでしょう。

ソース顔以外の調味料顔の特徴

ソース顔以外の調味料顔の特徴

調味料になぞらえて表現される顔タイプは、しょうゆ顔・塩顔・ソース顔が主流でしたが、近年では他にもさまざまな呼び名で表現されるようになってきています。調味料の種類を聞いただけでなんとなくイメージできるのも面白い、調味料顔の種類別の特徴を詳しく紹介していきます。

あっさりとした顔立ちのしょうゆ顔

しょうゆ顔は、顔パーツが平均的な大きさで全体的にあっさりした顔立ちを指します。目は二重だけど目力は強くない、鼻筋は通っているけれど特別高いわけではない、唇も平均から少々小ぶりぎみといったように、特徴的な部分がなく涼し気な印象があります。弥生時代の人骨を復元した研究によると、弥生時代の日本人は丸顔に平坦な顔パーツが多かったため、しょうゆ顔=弥生顔とも呼ばれることがあります。しょうゆ顔の対でもあるソース顔は、縄文時代の日本人の彫りの深さや毛が濃い特徴が似ているため、縄文顔と呼ばれます。しょうゆ顔は特徴が強いパーツがないため威圧感を感じさせることもない、万人受けするタイプでしょう。

色白で薄い顔立ちの塩顔

テレビや雑誌で取り上げられることが増えた流行りの塩顔男子は、顔パーツが小ぶりで色白な特徴があります。顔パーツが平均から小ぶりなサイズ感のしょうゆ顔よりもさらに印象が薄く、骨格的にも線の細さが際立つ中性的なイメージがあります。目は一重や奥二重の人が多く、少々ツリ目ぎみな目元が特徴です。色白に加えて、眉毛や髭も薄めであるため、儚げでか弱い印象が感じられるでしょう。

淡白な顔立ちに際立つ鼻の高さが妖艶な印象の酢顔

酢顔は、塩顔よりさらに淡白な印象の顔立ちを指し、後味がスッキリとしている酢になぞらえて呼ばれています。目や唇の存在感が薄いため、切れ長な目で眠たそうな表情に見られることが多い、目元を強調する涙袋がない、唇が薄い人は酢顔の素質があるでしょう。眉毛や髭も薄く、痩せ型であると酢顔のあっさりとした印象が際立ちます。顔パーツの印象が薄い酢顔ですが、唯一鼻の高さは印象に残るほど高くシャープです。細い目と薄い唇に高い鼻のアンバランスさが、ミステリアスでクールな雰囲気を醸し出します。

ソース顔としょうゆ顔の中間であるケチャップ顔

ケチャップ顔は、ソース顔よりも濃くはないけれど、しょうゆ顔ほどあっさりもしていない顔立ちを指します。顔パーツはソース顔よりも小ぶりですが、目鼻立ちがはっきりしています。力強さより親しみやすさを感じられる程度の彫りの深さが、ケチャップ顔の特徴といえるでしょう。濃厚だけれど西洋人ほど濃くはなく、少し濃いめの日本人顔といった印象です。

童顔なのに色気があるマヨネーズ顔

マヨネーズ顔は、童顔で第一印象はあどけなさが感じられますが、実は大人の色気が垣間見える顔タイプです。薄めの顔パーツの中に眉毛や唇などどこか一部分だけ力強さがあったり、髭を生やすと一気に色気が増したりする特徴があるでしょう。普段は甘い印象なのにふとした瞬間の大人っぽさが、マイルドな酸味が特徴のマヨネーズに例えられているようです。幼さと色気が共存している顔立ちなので、年齢不詳の人が多い傾向があります。

ソース顔の芸能人

ソース顔の芸能人

代表的なソース顔芸能人には、俳優部門は阿部寛さん、山田孝之さん、ミュージシャン部門は平井堅さんが挙げられるでしょう。阿部寛さんは顔パーツの濃さに大きめの体格が相まって、日本人離れした魅力を感じさせます。山田孝之さんは、たまに生やす無精髭がセクシーで、男らしさの中に妖艶さやミステリアスさがある代表的なソース顔イケメンでしょう。ソース顔の女性芸能人には、鼻筋がスッと通った陰影のある美しい顔立ちが魅力の黒木メイサさんが挙げられます。しっかり目の眉毛は凛々しさがあり、奥二重ながらツリ目で黒目がちな目元に、色気と意志の強さが感じられるでしょう。

歳をとるほど魅力が増すソース顔の魅力を知ろう

歳をとるほど魅力が増すソース顔の魅力を知ろう

ソース顔の彫りの深さや濃いめの顔立ちに、コンプレックスを抱いている人もいるでしょう。しかし、ひと目見ただけで印象に残るはっきりとした西洋人風な顔立ちは、歳をとるほど味わい深く、大人の色気が増していきます。凹凸が感じられる生まれ持った顔立ちは、メイクでも繕えない最大の魅力です。安心して自信を持って年齢を重ねていけば、ソース顔の特徴が熟成されて魅力が増すでしょう。