ぶりっ子の特徴とは?嫌われるぶりっ子と好かれるぶりっ子の違いを解説

ぶりっ子とは?

ぶりっ子とは?

ぶりっ子とは「可愛こぶる」が凝縮された言い方で、自分を可愛く見せるために露骨に甘えたり頼ったりすることを意味します。類語には、「猫を被る」が挙げられるでしょう。男性を前にしたときだけ、わざと声を高くしたり、語尾を伸ばしたりしてアピールする特徴があります。もともと声が高かったり話し方に癖があったりする人との違いは、その言動が男性の前でだけなのか性別関係なくなのかという「わざと感」で区別すると分かりやすいでしょう。

ぶりっ子の心理

ぶりっ子の心理として考えられるのは、手っ取り早く男性から可愛いと思われたい心理です。男性が好む女性のタイプの中には、癒しキャラやサバサバキャラなどがありますが、その中でもぶりっ子は高い声で話したり幼い感じの服装に変えたりするだけで簡単にキャラ変ができます。身近な男性にか弱い女アピールをしておいて、困ったときに助けてもらえる体制作りもしているでしょう。また、最近は自立した女性が増えているため、レアでいじりやすいぶりっ子キャラを演じて、気に入った男性の印象に残ろうという心理が働いている可能性もあります。

ぶりっ子の特徴

ぶりっ子の特徴

男性に可愛く見られたいがために露骨に媚びるぶりっ子には、特徴的な見た目・行動・口癖などがあります。男性は気付かなくても、よほど鈍感でない女性であれば見抜けるでしょう。また、ぶりっ子女子のことを最初は可愛く見えたとしても、恋愛関係に発展したら鬱陶しかったり最低限の自立は求めたくなったりするものです。自分は鈍感だと感じている男性はよく見極める必要があるでしょう。

幼い印象の髪型や服装

ぶりっ子は、髪型や服装の印象が幼い特徴があります。ぶりっ子の代表的な髪型には、ボブ・おかっぱヘアー・ツインテールなどが挙げられます。ロングヘアー・ショートヘアー・前髪が長い髪型など、女性らしい印象の髪型とは裏腹に、ぶりっ子に多い髪型は少女感を感じるでしょう。また、ぶりっ子は花柄・ピンク色・フリル・ワンピースなどの服装を好んで着る傾向があり、髪型と同様に幼稚です。ぶりっ子だからこそ違和感がないこれらの服装は、男性にとっても一目で分かる特徴といえるでしょう。

男性に媚びている印象の仕草や話し方

ぶりっ子は、男性に媚びている印象の仕草や話し方をしがちです。たまにする程度なら可愛いと思われても、常にか弱いアピールや甘えられると男性もうんざりしますし、性別関係なく媚びるキャラのレッテルを貼られるでしょう。ぶりっ子がする具体的な仕草には、アヒル口・上目遣い・頬を膨らませたプンプン顔・ボディタッチが多いなどが挙げられます。また、男性の前でのみ高い声で話したり、「できな~い」「おねが~い」など言葉の間や語尾を伸ばしたりする特徴もあります。

甘え上手でか弱さを印象付けるような言葉選び

ぶりっ子は、男性からか弱い印象を持たれるために甘えるような言葉選びをしがちです。「よく抜けてるって言われる」「もっとしっかりしたいのに」などと、自分から天然ちゃんアピールをする特徴もあるでしょう。また、なんでも「可愛い」と言ったり、自分のことを私ではなく名前で呼んだりする傾向もあります。家族や気の知れた友達の前でだけ自分のことを名前で呼ぶことはあっても、誰の前でも構わず名前で呼ぶ行動は男女問わずぶりっ子と思われやすいでしょう。

うざいと思われるぶりっ子女子の特徴

うざいと思われるぶりっ子女子の特徴

男性の前でだけ猫を被るぶりっ子は、同性から嫌われやすい傾向があります。気に入った相手に好かれようとアピールしたり、年齢に見合わない容姿をしたりしているぶりっ子と行動を共にすることで、自分までぶりっ子扱いされる可能性が出てくるため、距離を置かれてしまうかもしれません。しかし、ぶりっ子は強靭なメンタルを持っているケースも多く、男性からチヤホヤされるためなら、同性から嫌われても構わない意識でいる人もいます。ただ、何事もやりすぎてしまうと、男性からもうざいと思われかねないので注意が必要でしょう。

男性の前でだけ態度を変える

男性の前ではぶりっ子アピールがすごいのに、女性の前では態度が一変してそっけない素振りをとるぶりっ子は好かれにくいでしょう。裏表の激しさは信用問題につながります。性別や自分の好みかどうかなどで、無意識にでも態度を変えているとみんな離れていき孤独を感じてしまう可能性もあります。また、男性であれば誰にでも気があるような態度をとったり、自分を可愛く見せようと必死なのが伝わってきたりすると、痛い奴だと思われ、鼻につくような印象が強まりどんどん嫌われていくでしょう。

自意識過剰で年齢をわきまえていない

例えば30代の大人になってもぶりっ子をして異性受けを気にするぶりっ子おばさんは、明らかに年齢をわきまえていなくて嫌われやすい傾向があるでしょう。女子学生がクラス内の男子受けを気にするのと、良い大人が職場の男性社員受けを気にするのとでは大違いです。年相応の行動を取れない姿を見ている方が恥ずかしくなってきますが、当の本人は自意識過剰な一面があるため、自分は可愛いと信じて疑わないようです。度を越えたぶりっ子とは一緒にいても疲れるだけなので、同性だけでなく異性まで離れていくケースが多いでしょう。

嫌われないぶりっ子キャラの特徴

嫌われないぶりっ子キャラの特徴

ぶりっ子は同性から好かれないイメージが強いですが、実は嫌われないぶりっ子も存在します。嫌われないぶりっ子は、性別に関係なく周りの誰に対しても平等な特徴があります。露骨に異性受けを狙っているぶりっ子と、もともとの服装・髪型の好みや声の高さがぶりっ子の特徴に似てしまっている人では、人と接するときの態度や行動でぶりっ子かどうかが一目瞭然です。ぶりっ子キャラではあるけれど、同性からも指示されるレアなタイプといえるでしょう。

性別に関係なく平等に接して異性受けを狙っていない

性別に関わらず嫌われるぶりっ子は男性の前でだけ可愛こぶる特徴がありますが、嫌われないぶりっ子は女性のことも男性と変わらないように褒める特徴があります。例えば、同性に対してもテキパキしていて仕事ができるところや身なりのおしゃれさなどを素直に褒めるので、褒められた側は嫌な気はしないでしょう。ぶりっ子な一面はあるけれど、男性の前でだけ猫を被っているわけではないんだな、元からこういう子なんだなと思われやすいので同性の友達にも恵まれます。

気遣いができて女子力が高い

嫌われるぶりっ子は、男性の前でだけ女子力を見せつける特徴がありますが、嫌われないぶりっ子は誰に対しても自然に気遣いできる特徴があります。具体的には、普段はやらないのに合コンでだけ食事の取り分けをしたり、ハンカチやティッシュなどを準備していないことが多いのに、気になる男性がいる場では抜かりなく持ち歩いていたりする行動が挙げられるでしょう。ぶりっ子だとしても、日頃から気遣いができて女子力があれば性別関係なく心を掴めるはずです。

女性受けも良いぶりっ子キャラを目指して正真正銘のモテ女性になろう

女性受けも良いぶりっ子キャラを目指して正真正銘のモテ女性になろう

男性にモテるためだけにするぶりっ子は、女性から嫌われるリスクを背負ってしまいます。さらに、ぶりっ子をすることで男性の心を掴めても猫を被っているのがバレたら長続きしませんし、自分もずっとぶりっ子でいるのは疲れてしまうでしょう。ぶりっ子効果が薄れる前に、男女共に好かれる気遣い上手なぶりっ子を目指した方が、後々信頼されたり困ったときに助けてもらえたりして正真正銘のモテ女性に近づけます。空気が凍りつかない程度のさじ加減を見極めて、人間的に魅力のある女性になりましょう。