共依存の恋愛は破滅が待っている!?支え合う恋愛へシフトして回避!

共依存の特徴

共依存の特徴

気づけば恋人軸で生きていたり、自分の意見が言えなくなっていたりしていませんか?心当たりがある人は、恋愛の共依存に陥っている可能性があります。愛する気持ちの方向性を間違えると、安心より不安の方が大きくなります。それが共依存です。この項では恋愛における共依存の特徴を紹介します。当てはまることが多い人は要注意です。

カレやカノジョ中心に生活する

共依存の特徴の一つとして、カレやカノジョを中心に予定を立てることも挙げられます。恋人と会えないときにだけ友達との予定を入れたり、仕事などを後回しにしてでも恋人と会ったりします。そして、共依存の場合、相手も同じような思考になっているので、ずっと二人でいることが当たり前になっていて、それが安心感につながると思っています。反対に一緒にいられない時間は不安が大きくなるのも特徴です。

恋人に全ての判断をあおぐ

共依存に陥っている人は、何かを決断するときも恋人の意見なしでは決められない人が多くいます。それは、自分の考えよりも相手にどう思われるかを気にしているからです。依存状態では、相手の言うことは絶対に正しいと思い込む傾向があるので、自分の感情に蓋をしてでも相手に判断をあおがないと不安になります。その結果、どんどん自分を見失っていきます。

相手には自分がいないとダメだと思っている

共依存の特徴として、極端な寄り添い方をしているパターンが多くあります。例えば、わがままを全て受け入れ尽くすのが愛だと思っていたり、自分が思う答えに導くことが相手のためになると思っていたりします。このように主従関係のようなカップルは共依存に陥っている可能性が高いです。常に相手基準で自分の価値を見いだしている状態です。

共依存に潜む危険性

共依存に潜む危険性

前項で紹介した共依存の特徴を知っても、本人同士がよければ問題ないと感じる人もいるのではないでしょうか?尽くしたり尽くされたり、恋人を優先したりなどはどのカップルにもあることです。しかし、それも行き過ぎると数々のデメリットが生じます。恋愛共依存に陥るとどうなるのか、どんな危険性が潜んでいるのかを解説します。

自分を見失い友達も失う

恋人を優先しすぎると友達関係に亀裂が入る可能性があります。例えば、友達と約束していた日に恋人から会いたいと言われて予定をキャンセルしたり、友達と会っている最中も常に恋人と連絡を取り合っていたり。このような行為を繰り返していると、大切な友達を失いかねません。また、常に恋人に合わせて動くので、自分のために使う時間が少なくなっていきます。

相手基準で自身の存在価値を決めてしまう

共依存に陥ると、自分を抑えて相手に合わせる人が多くいます。自分がどうありたいかではなく、相手は自分にどうあってほしいかばかりを気にしてしまいます。それまで自分の長所だと思っていたところも、相手にとってそうでなければ短所になるなど、とても危険な思考です。そうなると、自分で自分の存在価値が見いだせなくなり、相手に必要とされなければ心が満たされず孤独感に襲われます。

自分で何も決められなくなる

依存した状態が続くと、自分で何かを決めることが不安になります。自分に自信がなくなり、恋人がどう思うかばかりを気にしてしまうからです。このような一人で何もできない状態で喧嘩したり別れが訪れたりした場合、どうなるでしょうか。ショックな気持ちを自分でどう整理してよいかも分からず、できる限りの時間を恋人に捧げてきた分、これから自分が何をすればいいのか分からなくなります。

共依存に陥る原因

共依存に陥る原因

なぜ恋愛で共依存に陥る人がいるのでしょうか?あなたの深層心理に共依存を引き起こす原因が隠れているかもしれません。原因を知れば考え方を改め、回避できます。この項では、共依存の原因となる心理を解説します。当てはまることが多い人は、少し考え方を変えてみましょう。いい恋愛関係を築くためには、まずは自分をしっかり持つことが大切です。

誰にも取られたくない独占欲

愛する恋人を誰にも取られたくないという独占欲や嫉妬も、度が過ぎると共依存に陥る原因となります。自分が誘いを断った日に他の異性と会うのではないかなどという不安から、独占欲が強くなります。「どんな些細なことでも相手にとっての1番は自分でないと嫌だ。」「他の異性が入り込む隙を与えたくないから会える日は全て会う。」などといった行き過ぎた思考が共依存につながります。

嫌われたくない不安感

嫌われたくない不安感が大きすぎると、共依存の原因になりかねません。嫌われたくない気持ちから、尽くしすぎたり全て従うようになったりする可能性があります。全ては相手の理想の人になるための行動です。それにより、相手があなたは自分の思い通りになる恋人だと思うようになると、共依存に陥ります。そうなる前に、別の不安解消方法を考えましょう。

共依存の克服方法

共依存の克服方法

共依存とはその名の通りお互いがお互いに依存している状態です。まるで心の病気かのように、相手の態度や行動で感情が浮き沈みします。さまざまな病気を治す方法があるように、共依存にも克服方法があります。「愛し合っている=共依存」となっている思考を少しずつ変えていきましょう。そうすることで、依存せずに支え合える関係性を築いていけます。

自己肯定感を上げる

共依存に陥る不安感や嫉妬心は、自己肯定感の低さからきていることが考えられます。自分が好かれるはずがないなどの考えが不安を増幅させ、嫌われたくない心理につながります。誰しも誰かから愛される資格を持つ人です。恋人や友達に自分のよいところを聞き、自己肯定感を上げていきましょう。一人の人間として自分を認められれば、自分の意見も伝えられるようになり、共依存から抜け出す近道になります。

自分の心の声を聞く

共依存に陥っているときは、自分の感情に蓋をして相手の意見に従う人が多くいます。それを克服するのに大切なのは、相手の意見を聞く前にまずは自分の心の声に耳を傾けることです。何かの選択や判断を迫られたとき、まずは自分の考えをまとめます。相手の意見は参考程度に取り入れてみましょう。自分を犠牲にしてまで相手に従う恋愛は、自分の価値を下げてしまいます。

本当に相手のためか考える

共依存のカップルは、主従関係になっている場合が多いです。上記二つは従う側の克服方法ですが、主人側も考え方を変える必要があります。相手は自分が何もかも決めてあげないと何もできないという考え方を捨てましょう。そのためには自分の意見を伝える前に、本当にそれが相手のためになるのか考えます。どちらかが決定権を握るのではなく、二人の考えや価値観をすり合わせていくとだんだんよい関係性に変わっていきます。

共依存から支え合う恋愛へシフトしよう

共依存から支え合う恋愛へシフトしよう

恋愛依存と聞くと、女性のイメージが強いかもしれませんが、共依存は男性女性関係なく誰でも陥る可能性があります。支え合う恋愛も共依存も、お互いがお互いを必要としているところは同じです。違うところは、尊重し合えているかどうかです。この記事を参考に共依存から抜け出し、二人の幸せを周りが喜んでくれるような恋愛へシフトしましょう。