フラグとはどんな意味の言葉?よくあるフラグの使い方と例文を徹底解説

フラグとはどんな意味の言葉?わかりやすく紹介!

フラグとはどんな意味の言葉?わかりやすく紹介!

最近、フラグという言葉を聞いたことがある人は多いはず。耳にしたことはあっても、具体的な意味や使い方はわからない人もいるかもしれません。今回は、フラグとはどんな意味なのかと、フラグとはゲーム用語・IT用語・プログラミング用語が語源かどうかを紹介します。また、気になるのは、フラグとはオタクだけが使うネット用語かどうかですよね。フラグとは、普段の会話やSNSで使ってもよい言葉なのかどうかも確認しておきましょう。

フラグとは?意味を簡単に解説!

まずは、フラグとはどんな意味の言葉なのかを簡単に解説します。若者を中心に流行しているフラグとは、「前触れ」や「伏線」という意味で使われる言葉です。もともとは、英語で旗を意味する「flag」が語源です。ただし、ネットを中心として使われているフラグという言葉には、旗という意味はありません。ストーリーが進んでいく中で、今後起こる出来事に関する前触れや伏線を表す言葉がフラグなのです。

フラグとはゲーム用語・IT用語・プログラミング用語が語源?

今回紹介しているフラグという言葉は、プログラミング用語が由来だと考えられています。コンピューターのプログラミングをする際に、用件の達成や未達成を判定するための変数をフラグと呼びます。条件が満たされると、設定した動作などが実行されるのです。また、Yahoo!メールなどで受信ボックスのメールに目印のフラグがつけられることは、パソコン初心者でも知っているでしょう。

フラグとはオタクだけが使うネット用語?

フラグとは、オタクだけが使うネット用語なのかが気になっている人もいるかもしれません。フラグとは、以前は使用する人が限られた言葉でしたが、近年ではネットスラングのような使い方だけではなく、さまざまな年代の人が広く使う言葉に変化してきました。そのため、アニメやマンガ、ゲームの話題以外でもフラグという言葉を使えますよ。人生の分岐点となる出来事などを指してフラグと呼ぶこともあります。

フラグとはどんな使い方をする言葉?

フラグとはどんな使い方をする言葉?

それではフラグとは、具体的にはどんな使い方をする言葉かを紹介していきましょう。一般的には、「フラグが立つ」と言うことが多いのですが、それ以外にも、どんなフラグが立つのかを示す言葉が多く誕生しています。例えば、恋愛フラグや告白フラグ、生存フラグ、死亡フラグなど、聞いたことがある人も多いはずです。それ以外にもよく使われるフラグの関連語と、フラグ回収という言葉についても紹介します。ぜひ参考にしてください。

恋愛フラグ・告白フラグ

若者の間では、恋愛に関する話題でもフラグという言葉が使われます。この際のフラグとは、恋愛が始まる、告白をされるなどのイベントが発生しそうなときに使われる言葉です。例えば、気になる人から送られてきたLINEメッセージに好意をほのめかす内容が書かれていた場合に、「恋愛フラグが立った」「もしかして告白フラグじゃない?」などのように使用するのです。また、相手の何気ない仕草を見てキュンとしてしまったら、「完全に恋愛フラグ」な証拠ですよ。

生存フラグ・死亡フラグ

ゲームやアニメ、マンガ、映画などのストーリーが展開していくうえで、登場するキャラクターの生死に関わる兆しとなる出来事が起こった際によく使われる言葉が、生存フラグと死亡フラグです。また、現実世界でも、自分が今後困る状況に置かれることが起こったと感じた際に、「やばい、これは死亡フラグだ」という使い方をすることもできますよ。この場合、実際に命に関わるわけではなくても、生存フラグと死亡フラグという言葉が使えます。

ボーナスフラグ・オリジナルフラグ

フラグという言葉の派生語に、ボーナスフラグという言葉があります。これは、ゲームなどで大当たりすることを表す表現です。また、オリジナルフラグという言葉は、占いツクールなどで創作活動をする際に、既存のキャラクターや設定を利用せず、すべて自分で作った作品である一次創作作品につけるフラグのことです。これらの言葉から、フラグという言葉が幅広いジャンルで使用される言葉として進化してきていることがわかりますね。

フラグ回収

次に、フラグ回収という言葉について紹介します。フラグ回収とは、フラグが立った状態から予測できた通りの結果が実現した状況のことを指す言葉です。フラグを立てた通りに物事が進行し、伏線を回収した状態がフラグ回収したということになります。この用法は最近、ゲームだけではなく、一般的な会話の中でも多用される表現となりました。予測したことが実現したら、「フラグ回収したね」のように使ってみてください。

フラグが立つ条件や伏線、フラグクラッシャーとは?

フラグが立つ条件や伏線、フラグクラッシャーとは?

最後に、フラグが立つ条件や伏線と、フラグクラッシャーについて紹介します。フラグとはどんな言葉なのかに関しての理解を深めるために、ぜひ参考にしてください。

フラグが立つ条件と伏線とは?

アニメやドラマ、映画などの中では、フラグが立つ条件や立ちやすい条件があるとされます。これは、いわゆるお決まりのパターンが該当します。例えば、偶然ぶつかった人と再会して恋が始まるシーンなどが該当します。また、推理もので犯人であることをほのめかす言動があり、後に思い通りの展開になることもフラグが立つ条件です。このようなケースで期待した通りの展開になって伏線が機能したことがわかることを、フラグ回収と呼びます。

フラグクラッシャーとは?

フラグクラッシャーとは、フラグが立っているのに、そのフラグを考慮しない行動を取る人物のことを指す言葉です。フラグが立っているのに、そのフラグを折るような行動をする人もフラグクラッシャーです。例えば、恋愛フラグや告白フラグが立っているのに鈍感すぎて気づかなかったり、空気が読めないために恋愛フラグをダメにしたりする人などもいます。恋愛したいと考えているなら、自分の恋愛フラグに敏感になり、フラグを折らないように気をつけたいですね。

フラグの意味と例文を理解して活用しよう

フラグの意味と例文を理解して活用しよう

フラグとはどんな意味の言葉なのかが理解できたら、日常生活やSNS、スマホメールでぜひ積極的に使ってみましょう。フラグやフラグ回収という言葉は、今では多くの人が意味を理解して使っている言葉です。遅刻フラグ、強制フラグなど、日々の会話の中で使える派生語もたくさんありますよ。新しい言葉に興味を持ったら友人などに質問して、知識を増やすことでより楽しい人生を送ってくださいね。