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ジャーニーの意味と用法は？
ジャーニーという言葉を聞いたことがある人も多いはず。旅を意味する言葉ですが、同じ意味のトリップとの違いはわからないと思うかもしれません。今回は、ジャーニーの意味と由来、用法と例文を紹介します。ジャーニーに似た意味の言葉もあわせて紹介しますので、語彙を増やしたいと考えている場合には、ぜひ参考にしてください。
ジャーニーの意味と語源
ジャーニーは、英語で「journey」と表記します。旅行や旅程、遍歴という意味を持っている言葉です。また、ビジネスシーンでジャーニーという言葉が用いられる際には、マーケティング用語として工程や推移といった意味で使用されます。ジャーニーの語源は、フランス語の「journee」とラテン語の「diurnus」です。
ジャーニーの用法と例文
ジャーニーという言葉は、どのように使えばよいのでしょうか。ジャーニーの用法と例文を紹介します。まず、ジャーニーという言葉は、旅行という言葉の言い換えとして使えます。「ここから新たな旅が始まるのだ」という文章の場合、旅をジャーニーに置き換えて、「ここから新たなジャーニーが始まるのだ」にできます。英語では、「Life is like a journey（人生とは旅のようなものだ）」のように使用します。
ジャーニーに似た意味の言葉
ジャーニーに似た意味の言葉には、トラベルがあります。英語では「travel」と表記します。これらの言葉は、いずれも旅行という意味を持っていますが、意味には違いがあります。トラベルよりもジャーニーの方がより期間が長い旅行を指すのです。また、ジャーニーは旅行をしている行程そのものを指しますが、トラベルはA地点からB地点への移動を指すという点が異なります。
ジャーニーの使用シーン別の意味
続いては、ジャーニーという言葉の使用シーン別の意味を見ていきましょう。IT・ビジネス分野におけるジャーニー「カスタマージャーニー」、ディズニーにおけるジャーニー「センター・オブ・ジ・アース」、USJにおけるジャーニー「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」の3つを例に挙げて解説していきます。
IT・ビジネス分野におけるジャーニー「カスタマージャーニー」
IT・ビジネス分野におけるジャーニーという言葉としては、マーケティング用語の「カスタマージャーニー」が有名です。カスタマージャーニーとは、顧客がサービスや製品を購入するまでのプロセスを旅になぞらえた言葉です。また、可視化したものをカスタマージャーニーマップと呼び、マーケティング戦略の立案時に欠かせないデータとして扱われます。
ディズニーにおけるジャーニー「センター・オブ・ジ・アース」
東京ディズニーシーのアトラクションで、コアなディズニーファンから通称ジャーニーと呼ばれるアトラクションがありますが知っていますか？ミステリアスアイランドエリアにある、「センター・オブ・ジ・アース」です。なぜかというと、このアトラクションは英語での正式名称が「Journey to the Center of the Earth（ジャーニー・トゥ・ザ・センター・オブ・ジ・アース）」というからなのです。英語版のガイドマップには正式名称で記載されていますので、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
USJにおけるジャーニー「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」
USJにおけるジャーニーといえば、「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」というアトラクションです。多くのハリー・ポッターファンが押しかけるいつも人気のアトラクションですよ。ハリー・ポッターの世界観を存分に味わえる臨場感あふれる映像が特徴です。アトラクション乗車時のライド・フォトは、「フィルチの没収品店」というショップで販売していますので、記念に購入するのがおすすめです。USJで楽しい時を過ごした思い出が残せますよ。
ジャーニーは名曲にも使われる
ジャーニーという言葉は、同じ意味を持つトラベルよりも深い意味を持つ言葉だと感じる人もいるでしょう。そのためでしょうか、楽曲のタイトルや歌詞にも、ジャーニーという言葉はしばしば登場します。ジャーニーと聞いて真っ先に、松本伊代の「センチメンタル・ジャーニー」を思い浮かべた人も多いはず。また、ほかにも歌詞やタイトルにジャーニーという言葉が使われている名曲がありますので、紹介していきます。
松本伊代の曲「センチメンタルジャーニー」
松本伊代が1981年に発表した曲のタイトルにもジャーニーという言葉が登場します。曲名は、「センチメンタル・ジャーニー」です。アルバム「センチメンタルI・Y・O」に収録されており、作曲は筒美京平、作詞は湯川れい子が担当しました。第24回日本レコード大賞の新人賞受賞やオリコン入り、当時人気があった音楽番組の「ザ・ベストテン」でも6位になるなど、松本伊代の最大のヒット曲となりました。
菅田将暉の曲「クワイエットジャーニー」
2017年に音楽活動をスタートさせた俳優・菅田将暉の曲のタイトルにも、ジャーニーという言葉が使われています。タイトルは「クワイエットジャーニー」で、2022年10月にスタートしたツアータイトルを冠した、4曲入りのEPとして発売されました。菅田将暉自身が楽曲制作に携わった、ライブ感あふれる魅力が特徴の作品です。
時任三郎の曲「川の流れを抱いて眠りたい」の歌詞、オーマイジャーニー
歌手である時任三郎が1981年に発表した「川の流れを抱いて眠りたい」という曲の歌詞にも、ジャーニーという言葉が登場します。ミドルテンポの楽曲で、伸びやかな歌声が印象的です。ジャーニーという言葉が登場するのは、もっとも曲調が盛り上がるサビの部分です。「オー・マイ・ジャーニー」とリズミカルに繰り返し歌い上げるのが記憶に残っている人も多いのではないでしょうか。
ジャーニーの意味・用法と使われるシーンを知っておこう
何かのタイミングで耳にしたことがあっても、意味や使い方がはっきりとはわからない言葉というのは意外と多いものです。意味を知らない人も多いジャーニーという言葉についても、意味・用法と使われるシーンを知っておくと、さまざまなシーンで役立つこと間違いなしです。ジャーニーという言葉がタイトルや歌詞に使われている楽曲が気になったら、ぜひ動画配信サイトなどでチェックしてみてください。音楽との新たな出会いがあるかもしれませんよ。
