ドタキャンとは?ドタキャンする人の心理や対処法も紹介

ドタキャンとは?

ドタキャンとは?

ドタキャンとは、土壇場で約束をキャンセルすることを略した言い方です。「飲み会をドタキャンされた」「デートの予定が入ったから、友達との約束をドタキャンしちゃおうかな」など、以前から使われる言葉なので知っている人も多いでしょう。ドタキャンされる方はあまりいい気分はしませんが、ドタキャンをする人は、あまり深く考えずに直前に約束をキャンセルすることがよくあります。

ドタキャンする人の理由

ドタキャンする人の理由

よく約束を直前で断る人のドタキャン理由を見ていきましょう。無断キャンセルよりは断りの連絡を入れるだけマシともいえますが、約束通り待ち合わせ場所に行くつもりだった人にとっては楽しい気持ちになるものではありません。あまり頻繁にドタキャンが続くようであれば、その人との関係性にも影響が出てきます。

仕事が忙しくて帰れない

仕事が忙しくて帰れないために約束をドタキャンするのはよくあることです。「急な残業を頼まれた」「トラブルが発生して対応に追われている」など、理由を聞けば仕方がないと思えるケースも少なくないでしょう。ただし、本当は仕事は予定通りに終わったのにドタキャンの言い訳として仕事を理由にする人もいるので要注意です。

緊急の予定が入った

「約束したちょうど同じ時間に別の緊急の用事が入ったから行けない」と断ってくる人もいます。緊急の用事が何かはっきり説明してくれないと「どうしたんだろう」と心配する人もいるでしょう。しかし、本当に緊急の用事があってドタキャンが申し訳ないと思っているなら、どんな用事か少しは説明してくれるのが一般的です。言い訳として緊急の用事と曖昧な言い方をしているのかもしれません。

父や母、妹など家族の都合で行けない

「家族に用事を頼まれた」「家族の体調が悪くて家のことをしなければいけない」などの理由でドタキャンする人もいます。これも疑っても本当かどうかはわからないので、受け入れるしかありません。ただし、何度も家族を理由に約束をキャンセルするようなら常套手段として家族を言い訳に使っている可能性があります。

ドタキャンされるとイラつく場面

ドタキャンされるとイラつく場面

ドタキャンはいつ言われてもちょっとがっかりするもの。特にお店を予約してしまっていたり、キャンセル料が発生したりするときはとても迷惑です。ドタキャンの連絡が入ったときに「お店に断りの連絡をしなければいけないから電話してもらえる?」「キャンセル料が発生するから半額は払って欲しい」などはっきり伝えるとよいでしょう。

友人とのランチ会

友達とランチの約束をドタキャンするのはよくあることかもしれません。特にママ友の場合は、子供の体調不良などで急に家にいなければいけなくなることもよくあります。しかし、数量限定のランチを食べに行く、行列ができるお店に早めに行って並ぶなどちょっと特別なランチの約束をしている場合は、「直前になってキャンセルするなんて」とイラつくかもしれません。

キャンセル料が発生する旅行

旅行の計画をしていて、一緒に行く人がドタキャンしてきた場合とても迷惑です。通常、旅行はキャンセルポリシーがあり、出発直前になるほどキャンセル料は高くなります。グループで旅行に行く予定で一人だけキャンセルするなら問題ありませんが、二人で行く旅行で一人がキャンセルしたいと言われると二人ともキャンセルするか一人旅になるかでもめることもあるでしょう。

デートの食事のためにすでにレストランを予約している

デートのときに行くつもりのレストランを予約していたのに、デートをドタキャンされるのも困ります。一人でレストランで食事をしてもつまらないので、予約をキャンセルすることになるでしょう。コース料理などをすでに注文していた場合は、一部キャンセル料を請求される可能性もあります。

ドタキャンする人の心理

ドタキャンする人の心理

ドタキャンする人の心理や特徴を考えてみましょう。ドタキャンする人は、直前に約束を断ることに罪悪感を感じていません。そのため、前から約束していた予定があっても自分の気分でドタキャンしたり、もっと興味のあるお誘いがあるとそちらを優先したりします。何度かドタキャンされたら、その人は今後もドタキャンする可能性があるので注意した方がよいでしょう。

ドタキャンが多い人への対処法

ドタキャンが多い人への対処法

ドタキャンが多い人と付き合うときの対処法には、約束の数日前に確認の連絡を入れる、いくつか空いている日を前もって聞いておく、二人きりで約束しないなどがあります。ドタキャンされてもダメージを受けないよう自分で予防線を張ることが大切です。

約束の数日前にメールや電話で連絡する

約束した日の数日前にリマインドの連絡を入れましょう。電話で直接話すのが確実ですがメールやLINEを使う場合は、必ず相手からの返事をもらってください。前日に確認の連絡を入れるとその場でドタキャンされる可能性があるので、少し時間に余裕を持って連絡することをおすすめします。

スケジュールの候補をいくつかあげておく

ドタキャンする人の空いている日にちをいくつか聞いておきましょう。最初に約束した日をキャンセルされても、別日に予定を振替られます。予定を立てるときに「何日か空いてる日を教えて」と伝えて候補日を出してもらうと安心です。

ドタキャン前提でほかの友達も誘っておく

二人きりで約束をしてドタキャンされると、相手の都合で自分の予定も変えなければいけなくなります。ドタキャンする人は頻繁に約束をキャンセルするものと思って、別の友達も誘っておくとよいでしょう。三人以上で約束すれば、一人がドタキャンしても予定通りに行動ができます。

信頼関係が築けないと思うなら自分から誘わない

ドタキャンする人と付き合うのは大変です。直前のキャンセルで自分の予定まで狂ってしまうばかりではなく、キャンセル料の支払いが発生することもあり、金銭的に迷惑をこうむることも。また、約束を平気で何度もキャンセルする人は、ドタキャンされた人のことを考えられない人といえます。自分の都合を最優先して、約束を断った後に「あのときはごめんね」「ほかの日で空いてる日はある?」とフォローを入れることもあまりしません。「よくドタキャンする人と付き合うと振り回される」「いつドタキャンするか分からないから信用できない」と思うなら、自分からは誘わないでおきましょう。

ドタキャンする相手とは慎重な付き合いを

ドタキャンする相手とは慎重な付き合いを

ドタキャンを頻繁にする人は、常習犯といえます。約束をキャンセルされた人のことはあまり考えず、自分のやりたいことを優先するので、ドタキャンを悪いと思いません。ドタキャンする人と約束をすると、自分の予定が狂ってしまうばかりではなく、キャンセル料を負担しなければいけなくなることもあるので気をつけましょう。二回ドタキャンをしてきたら要注意です。