匂いフェチとは?好きな人に香りでアピールしてみよう

匂いフェチとは

匂いフェチとは

匂いフェチとは、匂いに強いこだわりがある人をいいます。そもそもフェチはフェティシズムの略で、手フェチや足フェチなどその対象物に対してこだわりがあったり強い愛情を持っていたりすることを意味します。匂いフェチの場合、いい匂いだけにこだわるわけではなく、匂いフェチの人の好きな匂いや「この匂いじゃないとだめ」などそれぞれの好みがあり、強いこだわりのある匂いに執着がある場合も少なくありません。決して、万人がいい匂いだと思うものに反応しているのではないのです。

匂いフェチの特徴

匂いフェチの特徴

匂いフェチの人の特徴を見ていきましょう。自分で匂いフェチと自覚している人以外にも、無意識のうちに特定の匂いにこだわっていたり、さまざまな匂いに関して敏感だったりする人は匂いフェチかもしれません。また、人に対する印象と匂いが強く結びついている、過去の思い出や出来事と匂いをセットにして覚えている人なども匂いフェチといえるでしょう。

匂いがするものが好き

もともと匂いのするものが好きな人は匂いフェチかもしれません。たとえば、服を洗濯するときに匂いのある洗剤や柔軟剤を使いたい、シャンプーやコンディショナーは効果だけではなく、自分の好きな匂いのものを選びたいと思う人は匂いにこだわりがあるといえます。また、仕事や外出する際に、気に入っている香水をつける人も匂いのするものが好きで、匂いを自分でもまとうのが好きな人です。普段の生活の中で匂いのするものを多く使っているなら匂いフェチと自覚しましょう。

無意識にいろいろ匂いを嗅いでしまう

無意識にいろいろなものの匂いを嗅いで確認したくなる人も隠れ匂いフェチです。たとえば、レストランで渡されたおしぼりの匂いをそっと嗅いだり、食事をするときに食べ物の匂いをまず嗅いだりして、匂いを確かめてから食べる人は匂いに強いこだわりがあるのです。また、極度にタバコやお酒、消毒液などそれぞれの匂いに敏感な人も視覚よりも嗅覚が鋭いといえます。「漬物は好きだけれど、糠床の匂いがだめ」とマニアックなこだわりがある人も少なくありません。

恋愛にも匂いが関係する

恋愛と匂いの結びつきが深い人も匂いフェチといえるでしょう。たとえば、彼氏と最初に出会ったときにふと香った花の匂いをずっと覚えている、彼氏や彼女の清潔感のあるほのかな洗剤の匂いが好きなど、相手と特定の匂いがセットになって匂いも含めて相手のことを好きになります。そのため、恋人からいつも通りの匂いがしないと、違和感を覚えたり不安になったりする人もいます。

匂いの違いがわかる

匂いフェチの人は匂いに敏感なため、少しの香りの違いもはっきりわかります。たとえば、柑橘系の香りといってもオレンジの甘みが強い匂いやレモンのような爽やかな匂いのものなど微妙に匂いは異なります。アロマオイルは、植物の原産地や種類によって同じアロマオイルでも香りが違うことがあり、匂いフェチの人は少しの匂いの違いもわかるのです。匂いを嗅いだだけでコーヒーやワインの種類を言い当てられる人もいるでしょう。匂いを嗅ぎ分けられる特徴を活かした仕事を選ぶのもいいかもしれません。

匂いフェチが好きな香り

匂いフェチが好きな香り

匂いフェチが好きな香りを見ていきましょう。匂いフェチは匂いにこだわりがあるため、一般的に多くの人が好きな人気の香りが好きとは限りません。自分にとって匂いを嗅いでみて心地がいいと感じる香りを好みます。そのため、匂いフェチの人に香りのするものをプレゼントする場合は、事前にどんな香りが好きなのかリサーチしておくとよいでしょう。特に香水を選ぶなら、一緒に行って好みのものを自分で選んでもらう方が確実かもしれません。

好きな香水の香り

匂いフェチの人は、自分のお気に入りの香水の香りがあります。ブランドものの人気の香水が好きな人もいれば、メーカーは関係なく花や木など特定の好みの素材を使った香水が好きな人も。好きなファッションを身につけるように、香水も常に身にまとっていたいので、匂いフェチの人は常に何かの香りを発しているでしょう。つけている香水の種類で、ある程度匂いフェチの人の好みがわかります。

石けんの香り

飾り過ぎず、匂いが強過ぎない清潔感のある石けんの香りが好きな匂いフェチも多いようです。石けんの匂いは柔らかく、近くに行くとふわっとほのかに香る程度なので、オフィスはもちろん食事に行くときにも匂いが強過ぎたりほかの匂いを邪魔したりしません。特にナチュラルな成分で作られた石けんは優しい香りなので、周りの人にもリラックス効果を与えられるでしょう。

シャンプーの香り

シャンプーの香りが好きな匂いフェチも多くいます。シャンプーやコンディショナー、トリートメントなどはそれぞれ香りが付いているため、別のブランドや商品を使うと匂いが混ざってきついいやな匂いになってしまうことも。多くの商品が、シャンプー、コンディショナーなどセットで使用するものは同じ香りにしているため、気に入った匂いのものをトータルで使えば、お風呂上がりからずっといい香りを嗅いでいられます。

柔軟剤の香り

柔軟剤の香りが好きな匂いフェチも少なくありません。洗濯するときに使用する柔軟剤は、香りもさまざまな種類があります。洗濯した衣類やタオルなどを顔に近づけるとふわっと柔軟剤の匂いが香るため、心地のいい肌触りと匂いに包まれます。柔らかいかすかな香りが好きな匂いフェチの人は、香水やシャンプーなどの匂いは極力つけずに、洗濯物の柔軟剤の香りを楽しむ人も。寝具に柔軟剤を使って好きな匂いに包まれて眠るのも安眠効果を高められるためおすすめです。

好きな男性や女性の体臭や汗臭い香り

外付けの匂いだけではなく、相手の体臭や汗などの匂いが好きという匂いフェチも多いようです。好きな人の匂いが好き、彼氏や彼女と一緒に寝ると匂いをいっぱい吸い込めるから嬉しいなど、人を好きになるとその人の匂いまで愛おしく感じるものです。ただし、結婚して長く一緒に生活していくうちに「夫や妻の匂いが無理」となってしまうカップルもいます。

匂いフェチにはいい香りを付けて接近しよう

匂いフェチにはいい香りを付けて接近しよう

匂いフェチとは匂いに敏感で強いこだわりがある人をいいます。匂いなので目に見えず、一見すると匂いフェチなのかわかりませんが、香水をつけていたり匂いに敏感だったりする人は匂いフェチの可能性が高いといえるでしょう。気になる人が匂いフェチかもと思ったら、いい香りを付けて接してみてください。匂いで相手に自分を印象付けると効果的です。