何気ない仕草に隠れた心理が表れる?手や目の動きからわかる本音とは

相手の本音がわかる行動心理学とは

相手の本音がわかる行動心理学とは

貧乏ゆすりや足組みなどの何気ない仕草には、自分では隠している本音が表れるとされています。この仕草に隠された気持ちを読み解くことを学問にしたのが「行動心理学」です。つまり、行動心理学を活用することで、気になる相手の気持ちを知ったり、反対に自分の本音を隠したりできます。特に、自分への気持ちが気になる恋愛の場面ほど、行動心理学の内容を活用して二人の関係を深めていくのが効果的です。

知りたくない?ネガティブな心理を表す仕草

知りたくない?ネガティブな心理を表す仕草

仕草に隠された本音には、良いことも悪いことも含まれています。まずは、ネガティブな心理をいだいているときほど表れやすい行動について解説していきます。

鼻や眉毛を触り始めたら嘘に注意!

会話中に鼻や眉毛など、顔のパーツを触り始めるときには、何かを隠している可能性があります。例えば、眉の角度や鼻の膨らみなどには自分の気持ちが表れやすいため、相手にさとられないように本能的に隠したくなるのです。そのため、こちらの質問に対して鼻や眉毛を触りながら答えている場合は、嘘の回答をしているかもしれません。本当のことを知りたいときは、答えだけでなくその答え方に注目すると、嘘かどうか見破りやすくなるでしょう。

目線を外すのはやましい気持ちがあるサイン

会話中に相手の目を見るのは、きちんと話を聞いていることを示したり、相手の話していることに興味があったりするサインです。反対に、自分の言っていることを追求されたくないときほど、目線を外したくなってしまいます。つまり、こちらの質問に対して目線を外して答えているときには、何か隠している可能性があります。特に今まで目を合わせていたのに、急に目線を外したときは非常に怪しいサインです。

スマホを触り始めたら会話に飽きている状態かも

スマホが身近な存在になっているからこそ、何気ないときに触ってしまうことがあります。しかし、目の前に面白いことや楽しいことがあるときには、スマホを触りたいと思わないでしょう。そのため、一緒にいるのにスマホを触り始めた場合、相手は自分との会話に飽きている可能性があります。場合によっては、自分と一緒にいること自体に飽きてしまい、早く帰りたいと思っているかもしれません。

手を見せない男性は心をひらいていない状態

知らない人と一緒に行動するときなど、信頼関係が構築できていないときに表れるのが手を見せない仕草です。ポケットに手を入れていたり、机の上に手を置いていても手のひらを見せなかったりする場合、相手はあなたを警戒しているかもしれません。反対に、手を見せてくれるときは信頼している意味があるため、仕事などで自分への印象が気になるときは相手の手元に注目してみましょう。

女性は口や唇に不満が表れやすい

不満を持っている女性に多く見られる仕草が、唇をなめたり噛んだりする仕草です。自分が言いたいことを言えないときなどに表れやすいため、女友達の口元にいつもと違う反応があったら、話題を降って会話の主導権を渡してあげましょう。また、自分が不満を持っている場合も、口元に不満が表れているかもしれません。そのため、退屈なときは口角をあげるなど笑顔を意識すると、相手に不快感を与えることがなくなります。

脈アリの可能性が高いポジティブな心理の仕草

脈アリの可能性が高いポジティブな心理の仕草

続いて、脈アリだとわかるような、ポジティブな心理が隠された仕草を解説します。気になる男性と二人でいたときを振り返って、同じ仕草をしていないかチェックしてみましょう

足を広げるほどリラックスしている状態

男性の仕草の中で相手への信頼を表しているのが、足の広げ方です。足を閉じているほど警戒心を表し、広がっているほどリラックスしている心理を表しています。そのため、一緒にいるときに男性が足を広げているときには、自分との関係を心地よく感じていると判断できます。さらに、楽しいときにも同じ仕草をしてしまうため、足が広く開いているときほど自分との時間を楽しんでくれていることがわかります。

一人称が増えるのは自分の情報を知ってほしいから

好きな人には、自分のことをたくさん知ってもらいたいものです。男性は気になる女性の前で会話するときほど、俺は~、僕は~など、一人称が増える傾向にあります。会話中に一人称がたくさん出てきているときほど、脈アリだと判断できるでしょう。また、他の異性と会話するときと比較してみると、誰にでもアピールしているのか、自分にだけアピールしているのか判断しやすくなります。

体の向きで自分への好意がわかる!

興味のあるものや好きなものは、つい見てしまいます。実は顔だけを向けて見ているときと、体ごと向けて見ているときでは興味の度合いが変わり、体全体を使っているときほど興味や好意があるサインです。例えば、話しかけたときに顔だけを向けるのではなく、しっかり体を向けて話を聞いてくれるときは、脈アリと受け取ってよいでしょう。特に電車などで横に座っているのに、足まで向けて話を聞いてくれているときは、あなたへの好意がとても高い状態だといえます。

肩の距離が近いほど二人の関係も近くなる

知らない人が近づいて来ると嫌悪感を抱くように、自分と他人には心地良くいられる距離感があります。この距離感は知らない人ほど遠くなり、好意のある人ほど近くなる傾向があります。そのため、横に並んで歩いたり座ったりしているときに、自分から相手に近づいて反応を伺ってみましょう。自分から肩の距離を縮めても男性が距離をとろうとしない場合は、脈アリの可能性が高いといえます。

頭の後を触るのは照れているサイン

男性が髪の毛を触る場合、不安なことがある場合と照れている場合の2つが考えられます。もし、2人でいるときに男性が後頭部を触ることが多い場合は、恥ずかしさや照れを隠している可能性があります。そのため、最初のデートのときなどに後頭部を触っている場合は、2人でいることに照れており、自分のことを意識していると考えられます。

仕草から恋愛心理を探るデメリットに注意

仕草から恋愛心理を探るデメリットに注意

無意識におこなう仕草ほど本音が出やすく、そこから相手の気持ちを推測することが役に立つシーンはあるでしょう。しかし、仕草に込められた心理はあくまでも推測でしかなく、信じ過ぎてしまうと相手の本当の気持ちを無視した行動や結論になってしまいます。また、仕草が一見ネガティブな心理を表していても、状況によってはポジティブな場合があります。例えば、照れ隠しのためにつく嘘は、あなたへの好意ゆえとも受け取れて、一概に悪いこととはいえません。仕草から本音を探るのもよいですが、ほどほどにとどめておきましょう。

仕草に込められた心理から相手の本音を探ってみよう

仕草に込められた心理から相手の本音を探ってみよう

普段何気なくしてしまう仕草には、さまざまな気持ちが表れています。仕草からわかる心理を把握しておくことで、ふとした瞬間の相手の本音を察することが可能です。ただし、相手の心理を正確に知れるとは限らず、場合によっては見当違いのこともあります。あくまでも相手の気持ちを察する一つの手段として考えて、良い関係を築くために役立てましょう。