結婚は人生の墓場?経験者や人生の先輩たちから学ぶ男女の幸せとは

恋愛と結婚の違い

恋愛と結婚の違い

結婚に興味がない、または夢を抱いていない独身男性や女性も少なくありません。一方でパートナーがいて、子どもたちに囲まれる生活に憧れる人もいます。結婚は好きな商品や作品を自由に選んで購入することとは違います。積極的に結婚の道を選ばない人たちはどんなことにメリットを感じているのでしょうか。

自分の収入は自分だけのもの

独身の間は自分で働いて得たお金はすべて自分で自由に使えます。付き合っている相手がいても、毎回のデートのたびにどちらか一方がデート代を負担し、もう一方はすべて無料で楽しむというカップルは少ないのではないでしょうか。お互いに経済的に自立していて、デートや旅行は二人で出費をカバーし、自分が買いたいものは自由に買える、結婚していなければそんな生活を続けられます。

独身男性も女性も自分で人生を決められる

結婚していなければ、自分の人生は自分の好きなように生きられます。たとえば、引っ越しや転職、旅行に行くことなどもすべて自分ひとりで決められます。彼氏や彼女に相談することはあっても、最終的に決断するのは自分自身。人生という作品の著者は自分で、1ページずつ好きなように書けるのです。

別れて傷付いても前向きになれる

結婚していなければ付き合っている彼氏や彼女と別れて傷付いたとしても、心が前向きになればまた新しい恋愛ができます。結婚していた場合、パートナーと別れるには、離婚しなければいけません。バツイチがつきます。また子どもがいる場合は、どちらが育てるか、養育費はどうするかなどを決める必要があり、別れたあとも連絡を取らなければいけないこともしばしばあります。

「結婚は墓場」は名言?なぜみんな愚痴をいうの?

「結婚は墓場」は名言?なぜみんな愚痴をいうの?

結婚は墓場と思っている既婚者の人たちの本音を考えてみましょう。結婚するときは「この人しかいない」、「一生一緒に助け合って幸せな家庭を築いていく」と思っていたはずです。なぜ結婚するとそんな気持ちがなくなってしまい、墓場とさえ思えてくるのでしょうか。

結婚は生活、独身気分でいられない

結婚すると、夫婦になるだけではなく一緒に住んで生活していかなければいけません。仕事以外にも毎日の食事の支度や洗濯、掃除などやらなければいけない家事もあります。週末だけ会って楽しくデートする恋人時代とは違い、毎日朝目が覚めてから夜寝るまで同じ人と同じ家で暮らし生活するので、いつの間にか同居人のような関係になってしまう人も少なくありません。

小遣い制で自由にお金を使えない

結婚すると今まで自由に自分のお金を使っていたのができなくなります。夫婦で生活するための家賃や食費などの生活費を二人の稼ぎから捻出する必要があります。妻が夫の収入を管理するパターンの場合は、小遣い制になり独身時代のように気軽に友人と飲みに行ったり、外食したり買い物をしたりできなくなることも。少ない小遣いに不満が溜まっている夫も多いでしょう。

夫婦で家事分担などについて不満が出る

共働きの場合、家事を分担して行う家庭も多くあります。実家暮らしだった男性などは家事全般が苦手な人もいるため、結婚して家事を分担させられるのが苦痛に感じる人もいます。また、女性でもフルタイムで夫と同じように働いているのに、家のことはなぜすべて女性がやらなければいけないのか、と不満を感じる人も少なくありません。

子ども優先の生活になる

結婚して子どもが生まれると、子どもを優先した生活になります。子どもの食事の支度や学校のことなどが先で旦那の世話を後回しにしてしまう女性もいるでしょう。また夫婦共に子どもに意識がいってしまい、子どもの親としてだけの関係になり夫婦間の会話は子どもの話だけ、というケースもあります。

既婚者は恋愛できない

結婚していると配偶者以外の人と恋愛はできません。不倫に走る男女もいますが、お互いの家庭やパートナーにバレたときは大変です。基本的に離婚して独身に戻るまでは、新しい恋愛はできないと考えましょう。

独身の親友たちが羨ましく見える

最近は生涯独身でいる人も少なくありません。既婚者は自由にお金を使って、好きなことをし、縛られない関係で恋愛を楽しんでいる周りの独身の人たちが羨ましく見えることもあります。

妻や夫の義両親との付き合いがめんどう

結婚はお互いが好きという気持ちを持って結婚しますが、実際は二人だけの問題ではありません。自分の親、相手の親や兄弟などとも付き合わなければいけません。よい関係が築ければいいですが、義父母とウマが合わない、毎年正月に帰省するのが苦痛などと、夫婦の間は問題なくても親戚付き合いが息苦しく感じている人もいます。

結婚にメリットはあるの?

結婚にメリットはあるの?

結婚するといいことは一つもないように思えますが、そんなことはありません。一生この人と添い遂げてもいいと思えるような人に出会えるのはすてきなこと。幸せな結婚生活を送るためには前向きな気持ちを持ち続けることがポイントかもしれません。

結婚相手とじっくり向き合うため自分たちが精神的に成長する

一人の人と生活を共にし、いいことも悪いことも二人で受け止めるのは、精神的に成長させてくれる素晴らしい経験です。結婚生活はいいときばかりではないけれど、大変なときや二人の仲が微妙になったときこそ、逃げずにお互いに向き合ってじっくり話し合って乗り越えていけば、結婚で自分自身が成長し豊かな人間になれるでしょう。

自分の子どもを育てる経験ができる

結婚して子育てをすることは、誰にでも経験できるものではありません。親は子どもを育てる責任がありますが、必要以上に拘束はできません。個性を尊重しつつ一人前に育てるには試行錯誤の連続でしょう。子育てを通して子どもから教わることがたくさんあるのです。

お互いの精神的な支えになれる

結婚すると、出会ったときや恋人だったときのような新鮮な恋する気持ちは薄れてしまうかもしれません。けれども、一緒に暮らしてお互いを支え合う大切な家族、パートナーの関係になれます。いずれ結婚生活が長くなれば親よりも一緒にいる時間が増えます。ほかの人には代えがたい大切な存在を手に入れられるのです。

結婚が人生の墓場になるかは自分次第

結婚が人生の墓場になるかは自分次第

結婚は人生の墓場かどうかは自分たち次第です。大切なことは、お互いを思いやり尊重すること。そして我慢しすぎないことです。どんなことでも二人でよく話し合って、二人が納得できる落としどころを見つけましょう。大恋愛で結婚しても、もとは他人です。一番身近な存在だからこそ気遣いをいつまでも忘れないようにしましょう。よい夫婦や子どもたちとの関係が築ければ、結婚は素晴らしいものと感じられますよ。