結婚式を挙げたいけど費用が不安!後悔しないために知っておくべきこと

結婚式費用の相場は?

結婚式費用の相場は?

結婚が決まり、いざ結婚式を挙げようと思ったときに気になるのが結婚式の費用です。人生で一度きりといわれる結婚式。どのくらいの費用がかかるのか分からない人の方が多いのではないでしょうか?また、結婚式を経験している友達にも、お金のことは聞きにくいと感じる人も少なくないでしょう。結婚式費用の相場を知る方法を紹介します。

地域によって相場が違う

結婚式は、地域によってさまざまなスタイルがあり、コース料理もあれば、皿盛りの料理でもてなす地域もあります。そのため費用の地域差が大きいです。また、結婚式の費用は料理・引き出物・ペーパーアイテムなど人数によって変動するものがあるため、招待する人数によっても費用は変わります。地域の結婚情報誌やネットなどで、自分の地域の相場を把握しましょう。

数か所の結婚式場で見積もりを取る

結婚式場を見学したりフェアに参加したりして、見積もりを依頼しましょう。何件かの式場で見積もりを取れば、相場を把握できます。ここで気を付けたいのが、見積もりの中身です。最初からオプションを盛り込んである見積もりもあれば、最低限のものしか入っていない見積もりもあります。内容を見ずに金額だけで判断しないように気を付けましょう。なるべく演出や料理のランクなどを揃えた見積もりを依頼すると比較しやすいです。

結婚式費用の支払いはどうしてる?

結婚式費用の支払いはどうしてる?

結婚式の費用は、新郎側・新婦側を合わせて総額を出すこともできれば、人数や衣装を分けてそれぞれにかかる費用を算出することもできます。支払い方は、結婚するふたりや両家の両親の考え方によって変わってくるでしょう。夫婦といえど、お財布事情はそれぞれです。ふたりのお金から支払うパターンと、折半してそれぞれで支払うパターンの2つを紹介します。

結婚式費用は合算でふたりのお金として支払うパターン

結婚するにあたって、独身時代のそれぞれの貯金をふたりの貯金として合算するカップルや、結婚式用にふたりでお金を貯めているカップルもいるでしょう。このような場合は、結婚式費用を新郎側・新婦側と分けずに、合算してふたりで支払うことが多いようです。結婚式の費用は新郎側・新婦側で同じになることはほぼありません。費用に偏りが出ても、結婚式の総額をふたりの費用として考えます。

新郎新婦それぞれにかかった費用を負担するパターン

結婚式の衣装代は、着数の違いや金額の違いから新婦の方が高くなることがほとんどです。また、一般的には新郎側のゲストの割合の方が多いので、人数にかかる料金の合計は新郎の方が高くなります。こうしたことから、新郎新婦それぞれにかかった費用をそれぞれが負担する支払い方もあります。結婚式の費用は、両親が負担または援助してくれることも多いので、各家庭で清算した方が都合のよいこともあるでしょう。

自己負担額は多めに考えておくと安心

自己負担額は多めに考えておくと安心

結婚式の費用は百万円単位で、人生の買い物の中でもとても大きい金額です。そのすべての費用を自分たちの貯金から支払うとなると、今後の生活が不安になるカップルも多いでしょう。しかし、結婚式では参列者からのご祝儀があるので、新郎新婦が費用を全額負担することはほぼありません。ここでは、実際に新郎新婦が支払う自己負担額についてみていきましょう。

自己負担額の計算方法

自分達の貯金から結婚式費用が全額分マイナスになるわけではありません。なぜなら、参列者からのご祝儀があるからです。つまり、結婚式の費用からご祝儀を引いた金額が自己負担額となります。一般的にご祝儀には金額の相場があるので、自分たちはどのくらいご祝儀をもらえるのかが想定できます。しかし、式場によっては料金を前払いしなくてはならないところもあるので、その場合は一度全額を負担しなければなりません。

人数によって自己負担額は変動する

結婚式の費用の内訳には、料理や引き出物など一人一人にかかる料金と、挙式費用や衣装代などの固定費があります。また、一人ひとりにかかる料金は、一人当たりのご祝儀の相場よりも低く設定されていることがほとんどです。そのため、人数が多いほど自己負担額は少なくなります。親族のみなど少人数の式だと不安になるかもしれませんが、人数が少ない分、料金を抑えた食事会プランを用意している式場も多くあります。

忘れてはならない結婚式費用以外の出費

忘れてはならない結婚式費用以外の出費

実は、結婚式の費用は式場に支払うお金だけではありません。結婚式にはたくさんの人が協力してくれており、参列してくれるゲストもその一人です。特に、遠方から来てくれる人や受付などの役をしてくれる人には、感謝の気持ちを形にしましょう。そこを怠ると、後の人間関係に影響が出たり、常識のない人だと思われたりするかもしれません。式場の見積もりに含まれないお金とは、どのようなものがあるのか紹介します。

ゲストの交通費や宿泊費

遠方から来てくれるゲストは、交通費や宿泊費がかかります。ご祝儀も合わせるとゲストの負担が大きいため、一般的には交通費や宿泊費の一部または全額を負担します。また、結婚式で余興や受付などの役を担当してくれた友人にも、感謝の気持ちを込めてプレゼントまたは謝礼をしましょう。金額は、自分たちの経験や両親の考えも尊重して決めるとよいでしょう。

式場スタッフへのお心づけ

結婚式の担当プランナーや、着付けの先生、美容師などにもいくらかお心づけを渡す人もいます。しかし着付け料やヘアメイク料は式場に支払う費用に含まれているため、必須ではありません。また、お心づけがないからといって、サービスの質が落ちることはありません。地域の風習や両親の意向で必要な場合もあるので、両親や周りの人に相談して決めましょう。

結婚式費用の上手な節約ポイント

結婚式費用の上手な節約ポイント

結婚式場で取り扱っているアイテムは、外注のものも多いです。個人売買をしていない商品だったり、取りまとめて注文する手間がかかったりするので、高い値段設定のものも少なくありません。すべてを式場に注文しなくても、自分たちの工夫次第で節約できる項目もあります。数万円かかるものを数千円に抑えていけば、塵も積もって大きな節約につながるでしょう。ここでは、ケチだと思われない節約ポイントを紹介します。

手作りアイテムを用いる・高見えアイテムを選ぶ

招待状などのペーパーアイテムや、ウェルカムアイテムなどを手作りすると結婚式の費用を節約できます。すでにデザインされている簡易キットを利用したり、ネット上のオシャレな手作りアイテムのアイデアを参考にしたりして上手に節約しましょう。高見えアイテムを選べば、安っぽく見えません。ただし、式場によっては、手作りアイテムに持ち込み料がかかることもあるので確認が必要です。

ゲストにかかる費用はケチらない

結婚式費用の節約として、ゲストにかかる費用を節約することはおすすめできません。料理や引き出物はゲストも楽しみにしているものの一つです。そこをケチるとゲストの満足度も下がってしまい、祝福の気持ちも半減するかもしれません。節約は、自分達にかかるところに留めて、ゲストへのおもてなしの心は忘れないようにしましょう。

結婚式費用を賢く節約して後悔のない結婚式を

結婚式費用を賢く節約して後悔のない結婚式を

結婚式は、ふたりの大切な方々に見守られながら永遠の愛を誓う、素敵なイベントです。金額は大きいですが、たくさんの人から祝福されふたりの絆も深まり、得るものがたくさんあります。素敵な式の後に「ご祝儀をあてにしすぎて費用を払えなかった」では済まされません。幸せな気分が台無しにならないよう、賢く節約して後悔のない結婚式を挙げましょう。