結婚式の招待状の返信はどうすればいい?正しいマナーを知ろう

結婚式の招待状をもらった返信はどうする?

結婚式の招待状をもらった返信はどうする?

友人や会社の同僚、親戚などの結婚式の参列経験がある人は、最初に結婚式の招待状が届くことを知っているでしょう。しかし初めて結婚式の招待状が来た場合、どのタイミングでどんな形で返信すればいいのかわからないかもしれません。結婚式の招待状の返信には、いくつかのマナーがあります。結婚式に参列したことがない人も一般常識として覚えておくと、招待状が届いたときに慌てずにすみます。ぜひ知っておきましょう。

返信ハガキを使って返事する

結婚式の招待状が届いたら、まず中身を見てください。招待するのは結婚する二人の場合もありますが、当事者の両親の名前で来る場合もあります。招待状と返信用のハガキがセットで入っているので確認しましょう。出席か欠席かどちらにしても招待状を受け取ったら、結婚式に参列できるかどうかの返信をする必要があります。大体の場合、式の準備もあるので返信の期限が記入されています。期限までに返信先にハガキが届くよう逆算して投函日を決めてください。

まずは新郎新婦にお祝いメッセージを送る

結婚する二人が親しい友人だったり、学生のときの友達だったりする場合は、返信ハガキを送る前に直接LINEや電話でお祝いのメッセージを送ってもいいでしょう。いち早くお祝いの言葉を伝えれば相手も喜んでくれるはずです。そのときに、結婚式に参列できるかどうか予定がわかっているなら、そのことも伝えてOKです。ただし、直接当事者に参加や欠席の連絡をしたからといって、返信ハガキを出すのを忘れないように。必ず返信ハガキも送るようにしてください。

返信用ハガキを送るときの注意点

返信用ハガキを送るときの注意点

結婚式の招待状の返信用ハガキを送るときのマナーや注意点についてお伝えします。一般的なパーティーやイベントの招待状にも通じるところもあるので、ぜひ覚えておきましょう。結婚式に招待する側も、返信期限まで時間のゆとりを持って招待状を送ってくれます。返信の期日までは少し時間がありますが、送る前にハガキを汚してしまったり失くしてしまったりしないよう、招待状と一緒にしまっておくようにしましょう。

出欠席は早めに知らせる

出欠の返事はなるべく早く送るようにするのが基本的なマナーです。招待する側では、式場や料理、引き出物などさまざまな準備があります。何人の人が結婚式に来てくれるのかわからないと正確な人数が把握できないため、なかなか準備も進まなくなってしまうことに。返信期日が書いてあっても、結婚式に出席できるかできないかわかった時点で早めに返信ハガキを送ってあげる方が、招待した側も助かります。

夫婦で招待された場合は連名で返信する

結婚式の招待状が夫婦や家族などまとめて1通で届く場合があります。その際は、宛先に世帯主と妻や子どもの名前が書いてあります。出席確認用の返信ハガキには、差出人の住所や名前を書く欄があるので、結婚式の出欠の連絡をする返信用ハガキにも同じように連名で招待された人の名前を書いて出すようにしましょう。もしも夫婦のどちらか、または家族の誰かが欠席する場合は、その旨をひと言ハガキに書き出席する人の名前だけを書くようにしてください。

欠席の場合はひと言理由を書いて

結婚式に招待されても仕事や所用で欠席せざるを得ない場合もあります。その際も返信ハガキを使って連絡します。欠席する場合は、欠席の方に◯をつけ、出席できない理由をひと言書くといいでしょう。欠席の理由は詳しく書く必要はありません。「所用で」、「やむを得ない事情により」、「外せない仕事が入っていて」などと書きましょう。万が一、返信してから予定が変わり出席できなくなった場合は、新郎新婦どちらかに一刻も早く電話で連絡してください。

不要な言葉は二重線で消す

結婚式の招待状の返信ハガキには、御名前、御住所、ご出席、ご欠席などと書かれています。出席でも欠席でもそのまま「御」や「ご」を消さずに自分の名前と住所を書いて返信するのはマナーを知らない人と思われてしまいます。必ず「御」や「ご」の部分を二重線で決すのを忘れないようにしましょう。

メッセージ欄にイラストやお祝いの言葉を書くのもOK

結婚式の招待状の返信ハガキには、出欠の連絡をするところと名前や住所を書くところ以外に少し余白があります。この部分にはひと言メッセージを書けます。欠席の場合の簡単な理由を書いたり、出席するならおめでとうございますなどのお祝いの言葉を書いたりしてください。「当日とても楽しみにしています」などと付け加えておくと、招待した二人も喜んでくれるでしょう。

返信メッセージの例文

返信メッセージの例文

返信メッセージの例文をいくつか紹介します。結婚式の招待状はかなり格式ばった形の文章で届くものが多いですが、返信はそれほど堅苦しい文章を書く必要はありません。親しい友達の場合でもあまり砕けすぎず丁寧な言葉を意識して書きましょう。句読点は、文章を切る、終わるという意味があり、縁が切れる、幸せが終わるに通じるとされるため、返信の文章にはつけないのが一般的です。

出席の場合

「ご結婚おめでとうございます 喜んで出席させていただきます 当日とても楽しみにしています」、「おめでとうございます 夫婦揃って出席させていただきます お二人の幸せな姿にお目にかかるのを楽しみにしています」など祝福の言葉と喜んで出席する気持ちを書きましょう。親しい友達の場合は、「ご結婚おめでとうございます 当日お二人に会うのを楽しみにしているね」、「結婚おめでとう 式まで忙しいと思うけれど体調に気をつけて 何か手伝えることがあればいつでもいってください」といった感じでひと言添えてみてくださいね。

欠席の場合

欠席の場合の例文は次のようなものを参考にしてください。「ご結婚おめでとうございます ご招待いただきありがとうございます 誠に残念ですが外せない所用があり欠席させていただきます」、「ご結婚おめでとうございます 妻は所用があり欠席します 私のみ出席させていただきます」親しい友人の場合は、「ご結婚おめでとう とても残念なのですが当日は出張が入っていて出席できません また新居にぜひ伺わせてください」、「結婚おめでとう 残念なのですがどうしても当日都合がつきません また改めてお祝いさせてくださいね」などと書きましょう。

結婚式の招待状の返信は正しいマナーで

結婚式の招待状の返信は正しいマナーで

結婚式の招待状が届いたら、出欠の返信ハガキは早めに出しましょう。不要なところは二重線で消してくださいね。出席でも欠席でも二人を祝福するひと言を書き添えるといいでしょう。