結婚の決め手ってなに?男女や状況の違いで理由はさまざま

「この人となら」結婚の決め手となった理由は?

「この人となら」結婚の決め手となった理由は?

結婚の経験がない人もすでに結婚経験がある人も、結婚するときはなんとなく相手を決めるのではなく、「この人となら結婚しよう」と思うことが多いものです。結婚の決め手となるきっかけやタイミングは人それぞれ。どこがポイントでも結婚後二人で仲良く助け合って暮らしていけるなら、たとえ年の差婚や再婚同士、年下夫などでもベストな選択だったといえるでしょう。結婚の決め手として多くの人がいう理由をいくつか紹介しましょう。

一緒にいて居心地がいい

結婚すると夫婦になり、同じ家で暮らすことになります。毎日朝起きてから夜寝るまで一緒にいるわけではありませんが、付き合っているとき以上に多くの時間をシェアするようになるのが結婚生活です。結婚の決め手として多くの人があげるのが、一緒にいて居心地がいい存在ということ。素のままの自分を見せられる、気を使わないでいられる相手というのは空気のように感じます。付き合っている間に、お互いに空気のような存在になれると、長い結婚生活でも一緒にうまくやっていけるだろうと考えるのです。

価値観が一緒

価値観が一緒という理由も、結婚の大きな決め手になるポイントです。ひと言で価値観といってもさまざまあります。例えば、仕事に対する考え方、友達との付き合い方、親に対する態度や扱いなどがあるでしょう。またもっと大きな意味で倫理観が同じ人も、二人で話をしていて違和感がなく、ケンカになることが少ない相手といえます。倫理観でチェックしたい大切な点は、善悪のボーダーラインです。待ち合わせをするときにはいつも5分前に着くように準備をする人と毎回必ず15分遅れてくる人、自分が利益を得るために嘘がつける人とどんなことがあっても嘘はつかない人。どちらがいいというわけではありませんが、倫理観が違ったときに相手を許せるかどうかは、大切なポイントといえるでしょう。

金銭感覚が似ている

金銭感覚が近い人も結婚してうまくいきやすい相手といえます。例えば普段から倹約家で、自分で簡単な料理を作って食べる人と、作るのが面倒なので食事は常にお惣菜や外食で済ませるという人の場合、食費に対する考えやお金の使い方が大きく違います。また、お給料が入るとまず飲みに行ったり自分の好きなものを買ったりする人と最初に決めた金額を貯金してから家計簿をつけて生活費を使う人の金銭感覚もかけ離れています。結婚しても財布は別々で暮らすならあまり気にならないかもしれませんが、家計を一つにして一緒にやりくりしていくときには、金銭感覚が近い人の方が衝突が少ないでしょう。

いい歳になったから

性格的な面で付き合っている人と自分の共通点を見い出し、結婚の決め手と考える人ばかりではありません。環境や自分の気持ちの変化などによって、結婚を決める人もいます。年齢的に結婚した方がいいと感じて結婚した人も、自分の状況を第一に考えて結婚の決め手とした人でしょう。「30歳になるまでに結婚したい」、「気づいたら周りの友達や同僚がみんな結婚していて焦った」など、周囲の環境と自分の違いに気づいたことをきっかけに結婚に前向きになります。

そろそろ子供が欲しくなった

子供が欲しいという理由も、男女ともに結婚の決め手となります。特に女性の場合は、妊娠や出産できるタイムリミットがあります。自分の子供が欲しいと考えている女性は、30歳を過ぎる頃から結婚に対して焦ってくる人も少なくありません。男性も子供が欲しい気持ちが決め手となり結婚を決意するケースがあります。男性の場合は女性ほど年齢にこだわりはありませんが、「子供が生まれてから大学を出るまで20年と考えると、定年までの働ける期間を考えてそろそろ結婚したい」と経済的な計算をして積極的に結婚相手を探し始める人もいます。

男女別または年齢や状況によっても結婚の決め手は変わる

男女別または年齢や状況によっても結婚の決め手は変わる

独身か離婚経験者かによって結婚の決め手となるきっかけは変わるようです。またなぜ結婚したいと思ったのかによっても決断した理由が異なります。結婚は大きな賭けのようなもの。結婚前にどんなに深く考えて相手を選んだつもりでも、結婚生活が始まるとお互いに意外な発見がたくさんあります。結婚の決め手にこだわらずに、直感で相手を選ぶ方がうまくいく場合もあるのかもしれません。

独身男性は結婚相手に常識に欠ける女性を選ばない

独身男性の場合、結婚相手を選ぶときに常識に欠ける女性は避ける傾向があります。これは、「会社関係の人と家族ぐるみで接するときに良識的な態度を取ってほしい」、「自分の親との関係性をうまく築ける人を選びたい」という思惑があるようです。よく、男性は付き合う女性は華やかな人を選ぶけれど、結婚相手には良妻賢母のようなタイプを選ぶといわれるのもそのためでしょう。

独身女性は恋愛結婚にこだわる人も

独身女性も似た傾向が見られます。独身の女性は恋愛して結婚したいという願望が強い人も少なくありません。かつては日本もお見合い結婚が主流でしたが、現代は自由恋愛の時代。好きな人と付き合って、お互いの相性や考え方などを十分に分かってから自分が結婚相手を選びたいという気持ちがあるのでしょう。

性格重視か条件重視かで分かれる

結婚の決め手を性格面で選ぶか条件面を優先するかは人によって分かれます。一緒にいて居心地がいい、価値観や金銭感覚が似ているなどの理由は、性格や相性を重視しています。一方いい歳だから結婚したい、そろそろ子供が欲しいなどの理由は、自分だけの希望でその条件に合う相手を見つけようとします。どちらがいい悪いではなく、結婚の決め手はこの2つに大きく分かれるといえるでしょう。

離婚経験者は結婚生活が恋しい

離婚を経験してもう結婚はこりごりと思う人もいますが、一度結婚した人でも再び人生のパートナーを見つけたいと思う人は多いようです。その本音は、「この先一人でずっと過ごすのは寂しい」、「今までは家族が一緒に暮らしていたけれど、真っ暗な部屋に帰るのが辛い」などと感じているからでしょう。

結婚の決め手は人それぞれ|自分の直感を信じよう

結婚の決め手は人それぞれ|自分の直感を信じよう

結婚の決め手となる理由は、人それぞれです。性格を重視するか条件を優先するかによっても変わります。結婚の決め手が、正しかったかどうかは結婚生活を長く送らないとわかりません。頭で考え過ぎるとなかなか決断できなくなってしまうので、自分の直感を信じて「この人だ!」と思った人と結婚してみましょう。