男と女の違いとは?考え方の差を知って恋愛に活かそう!

男と女の違い4つ!考え方を知れば解ける、相手の行動の謎

男と女の違い4つ!考え方を知れば解ける、相手の行動の謎

男性と話していると「あれ?何だか話が通じない」と思うことはありませんか?価値観の違いでは片づけられないような、根本的に「違う」感じ。恋愛についても、ようやく思いが通じたはず相手の、自分に対する愛情が薄いような……。それだけでなく「どうしてここでこんなことするの?」というような行動を彼氏が取り、ケンカに発展することも。これは、男性と女性の違いに基づくものかもしれません。

男性は「解決」女性は「共感」コミュニケーションの目的

女性同士の会話では、相手がわざわざ話を遮って「それは、こうしたらいいんじゃない?」と提案することはほとんどありません。頷いて話を聞いて、お互いが話したいことを話して満足することが多いですよね。ところが、男性に話を聞いてもらうと、大抵は問題の解決策を提案されます。これは、男女でコミュニケーションの目的が違うからです。男性は、課題を解決するための会話、女性は相手と共感するための会話をする傾向があります。男性に話を遮られたとしても、相手に悪意はないのです。

男性は「ボリューム」女性は「頻度」愛情表現の仕方の違い

「自分はこんなに尽くしているのに、彼はあまり愛情表現をしてくれない」と、相手と自分の気持ちに差がある気がして、やきもきすることは多いもの。実は、男性と女性では愛情表現についての考え方が違うと言われています。女性が重視するのは、愛情表現の頻度。日々パートナーのために尽くすのに対し、男性は1回ごとのボリュームを重視します。例えば、女性が毎日彼にごはんを作るのが愛情表現であれば、男性は高級レストランに1回連れていけば、相手の愛情へのお返しになると考えているのです。

男性は「道具的」女性は「人間的」人間関係に求めるもの

会話が課題解決の手段であるように、男性は人間関係も「手段」であることが多いようです。相手とのつながりによって、何らかの目的を達成できる。言ってしまえば「役に立つ」関係。そういう意味で、男性が築く関係は「道具的」。反対に、女性は人間関係に親しみや温かみを求める傾向があります。心理的な安定感や感情的な満足感が得られることが、相手との関係において重要です。

男性は「一目ぼれ」女性は「内面重視」恋愛における相手の基準

実は、男性と女性では恋の相手を選ぶ基準も違います。男性は、外見から相手が生殖可能かどうかを本能的に判断します。顔だけでなく、ウェストやお尻、脚などにこだわる男の人は多いですよね。見た目を重視するため、一目ぼれをすることも多いのだとか。女性は、相手の生殖能力とともに、自分と子どもを守ってくれるかどうかを判断します。誠実な相手を求めるので、男性の内面を重視する傾向があるのです。

脳の性差ってホント?男と女の違いは、能力面にも見える

脳の性差ってホント?男と女の違いは、能力面にも見える

「男性と女性では、こんなにも考え方や行動が違うのだから、きっと脳のつくりも違うのだろう」と男女で脳に性差があるという考え方は、男女の思考の違いなどを説明するために使われてきました。女性は、マルチタスクに長けているから家事や育児に向いているのだとか、男性は一点集中型だから仕事をしていると家庭や妻のことを考える余裕はないのだとか。果たして、これは本当でしょうか?

女性の方が脳梁が太い?「脳のつくりが違う」はうそ?

男女の脳のつくりの差として、よく挙げられるのが「女性の方が脳梁が太い」というもの。「脳梁」とは、右脳と左脳の間をつなぐ、神経の束のことです。かつては「脳梁が太いから、女性の脳は右脳と左脳のつながりが強く、記憶と感情が強く結びついている」といった説が唱えられていました。しかし、女性の方が脳梁が太いという説は、40年以上も前のデータに基づくもの。その後、磁気共鳴画像を用いた脳の構造分析などにより、脳のつくりに目立った男女差は見られないことがわかっています。

「地図が読める男」はホント!男性は空間認知力が高い

よく、男性は地図を読むのが得意だと言われます。これは、本当です。男性は空間認知力が高く、立体的に物事を捉えるのが得意。平面ではなく上空から見下ろした地図を頭の中に描けるため、自分の動きに合わせて地図をクルクル回す必要がないのです。女性は、目に映る景色やランドマークを頼りに移動する傾向があり、目印さえあれば男性よりも早く目的地にたどり着けるそうですよ。

「女性はおしゃべり」それは、言語能力・非言語能力が高いがゆえ

皆さんは、とりとめのない話をしていて、気づいたら何時間も経っていた……という経験はありませんか?これも、女性の特徴。女性の脳は、男性の脳よりも言語野でのドーパミン濃度が高く、細胞数も多いと言われています。そのため、男性よりも言語能力が高い傾向があります。また「非言語能力」が高いとも言われ、いわゆる「察する」ことが得意です。相手の言い回しや、態度の変化に敏感なので、周りと協調するのが上手な場合が多いのです。

「男脳」「女脳」はうそだとしても、男と女の違いは存在する

現在では、男女の脳の性差はあまりないと考えられています。しかし、男性と女性の違いは存在します。これは、原始社会における男女の役割の差によるものと考えられています。狩猟に出ていた男性は、家に帰るために自分が今いる場所を把握する能力が向上した。主人の留守を守る女性たちは、自分の身を守るために、周りとうまくコミュニケーションをとる必要があったのだ、と。恋愛観も能力も、それぞれの本能によるものだとすると、現代人がもつ男女差は長い時を経て培われたものなのですね。

男と女の違いを意識すれば、恋愛関係はうまくいく

男と女の違いを意識すれば、恋愛関係はうまくいく

男性と女性の違いを、それぞれの考え方や得意な面を例に見てきました。皆さんも、思い当たる節があったかもしれません。では、その違いを知ったところで、どのように振舞えば男女間によい関係を築けるのでしょうか?大切なことは「こうあるべき」という考え方をやめることです。

男と女の違い、考え方を受け入れる

男性と女性は、基本的には異なる価値観の中で生きています。「自分はこうだから、相手もこうしてくれるだろう」という思い込みは、相手も自分も傷つけることになります。まずは相手がどんな考え方をするのかを、頭の中に入れておきましょう。相手の行動の特性を知っていれば、思いもよらぬ行動に見えて、実はきちんと理由があることがわかります。

心理学的な男女の特徴を利用する

男性心理と女性心理は相容れないものです。男女の考え方の特徴を知っておけば、相手への効果的なアプローチ方法が見えてきます。男性のコミュニケーションや人間関係は、目的達成の手段であること。恋愛対象に見てもらうには、外見も大切だということ。そして「察して」は無駄だということ。良好な関係を築くために、男性心理を頭に入れておきましょう。

「らしさ」には個人差がある

男性と女性に違いがあると述べてきましたが、気をつけたいことがあります。これまで述べきた男女差は、環境により植え付けられたステレオタイプな「あるべき姿」に影響されている可能性もあるという点です。「男性はこうあるべき」、「女性はこうあるべき」という認識が、育ってきた環境によって考え方に影響を及ぼしていることがあります。そのため、男性であっても女性のような考え方をする場合や、女性でも男性の心理がよく理解できていることがあるのです。性別における「らしさ」にも、個人差が存在していることを忘れてはいけません。

男と女の違いを知り、相手の考え方を尊重し合う関係をめざそう

男と女の違いを知り、相手の考え方を尊重し合う関係をめざそう

男性と女性は、体だけではなく考え方や得意なことが違います。意中の相手にアプローチをかけているのに、少しも伝わっていなかったり、既婚者であれば、毎日旦那さんのために尽くしているのに、たまにしか愛情表現してくれなかったり……これは、男性と女性の違いを意識することで納得できませんか?相手の行動原理を知り、受け入れた上で、自分の気持ちも冷静に伝え、お互いを尊重し合える関係を目指しましょう。