同棲カップルが別れるきっかけとは?上手な別れ方も紹介

同棲しているカップルは別れる確率が低い?

同棲しているカップルは別れる確率が低い?

同棲しているカップルは、たとえケンカしても別れないだろうというイメージを持つ人もいるかもしれません。また、実際に同棲している人で、今の相手とはもう一緒に住んでいるから何があっても別れることはないだろうと、心のどこかで安心している人もいるでしょう。しかし、同棲していても相性が合わなかったり、性格の不一致があったりして二人の生活にストレスを感じれば、同棲を解消したくなることもあるのです。

カップルが同棲解消したくなる理由

カップルが同棲解消したくなる理由

同棲カップルが、「相手と別れた方がいいのかも」と思う理由はいろいろあります。最初はお互いのことが好きで、いつも一緒にいたいからと始めた同棲。一緒にいる時間が長くなることで、付き合い始めには見えなかった相手のことや自分との違いに大きな違和感を感じる場合もあります。二人で歩み寄って解決できる問題ならいいですが、どうやっても埋めようがない隔たりができてしまうと、別れた方がいいという結論に至ることもあるでしょう。

彼氏や彼女にお金がなく家賃を折半できない

同棲するときのやり方はカップルそれぞれ。どちらかが相手の部屋に転がり込んでそのまま同棲するようになったり、一緒に住もうと決めてから二人で部屋を探したりするパターンもあるでしょう。生活費や家賃についても二人で相談して決めることが多く、家賃と生活費をどちらかが全部払うケースや、折半するケースなどさまざまです。折半する約束だったのに彼氏や彼女が家賃を払ってくれなくて、どちらかが全額負担している状態が続くと、支払っている人が「話が違う」と不満を募らせることがあります。

同棲相手が家事をまったくやらない

経済的な問題だけではなく、家事についても同じことがいえます。最初に家事の分担を決めたのに、気がつくといつもどちらかが家事をすべて担当しているような状況が続くと、「お互いに仕事をしているのにフェアじゃない」、「もしかしたら、家事をやってほしいから同棲したかったのかも」と相手に対しての不信感が湧いてくる場合もあるでしょう。

金銭感覚が違いすぎる

一緒に生活をしていると、お互い知らなかったことがたくさん見えてきます。意外な共通点が見つかるのは嬉しいですが、「こんな一面があったんだ」とギャップを感じる違いがあると、このままずっと一緒に生活していけるかなと不安になるでしょう。金銭感覚の違いは、同棲生活では大きな問題です。日用品の買い方や選び方、趣味や娯楽へ注ぎ込む金額、貯蓄への考え方などが近い人との方がうまく暮らしていけます。

性格が合わずトラブルが絶えない

お互いに惹かれあって一緒に住んでみたものの、性格が合わずケンカやトラブルが絶えないカップルもいます。同棲すると、入浴の仕方やごはんの食べ方、朝起きてからのルーティンな作業など、さまざまな相手の生活スタイルも見えてきます。「何度言っても、帰ってきたら服を脱ぎっぱなしにする」、「使った食器はすぐに片付けたいのに朝までそのままにしておく」など、1つ1つは些細なことのように見えても、小さな違いが積み重なって限界に達してしまうこともあるでしょう。

同棲生活が長すぎて結婚の話が進まない

同棲していて特に我慢できないほどの違いをお互いに感じない場合、同棲生活は長く続きます。しかし、長すぎる同棲が別れるきっかけになることも。特に女性は同棲の延長線上に結婚を意識している人も少なくありません。何年も同棲のまま時間が過ぎると、女性は妊娠や出産のタイムリミットが気になってくるので、いつまでも中途半端な関係を続けるよりも結婚を前提として付き合える人を探そうと別れを決意するケースがあります。

同棲相手と別れるときのおすすめの方法

同棲相手と別れるときのおすすめの方法

同棲相手と別れることになったら、物理的に離れて暮らせるよう二人それぞれが準備しなければいけません。同棲する部屋を借りるために敷金や礼金を二人で折半した場合は、返金された金額を半分ずつに分けましょう。別れるからといってすぐに相手との生活を解消できない場合もあるので、一緒に暮らしたくない場合は、友達の家やホテルなどに一時的に移動することも考えた方がいいかもしれません。

お互いに別の部屋に引っ越す

彼氏や彼女の部屋で同棲していた、または二人で新たに借りた部屋に住んでいた場合、二人とも別の部屋に引っ越せば心機一転気持ちを切り替えられます。同じ部屋にどちらかが住み続けると、二人で暮らしていたときの楽しかった頃のことや悪い思い出などを思い出してしまうでしょう。お互いに引っ越す場合、同じタイミングで新しい部屋が見つかるとは限りません。部屋を引き払う時期や退去するまでの家賃について話し合っておくといいでしょう。

どちらかが実家に戻る

どちらかの実家が近い場合は、一人が実家に戻って暮らす方法もおすすめです。実家なら新たに部屋を探したり、家賃を一人で支払ったりする必要がありません。家族に事情を話して自分の荷物を移動させればいいので、手軽な方法といえます。職場や学校に通いやすい場所に実家があるなら、実家に戻ることを考えてみましょう。

ルームシェアして一緒に住み続ける

男女の付き合いは解消するけれど、二人で同じ部屋に住み続けてルームメイトとして暮らすやり方もあります。付き合っていたときには、いろいろ気になっていた性格や感覚の違いも、ルームメイトとして見れば許容できるかもしれません。お互いに相手にほかに好きな人ができたときに、家に連れてくるのはOKかどうかを最初に決めておくようにするとトラブルなくルームシェアできます。

自分名義でマンションを買う

同棲を解消するタイミングで、自分名義のマンションを買ってもいいでしょう。同棲している間は、二人で家賃を負担していたので、お金が貯まったという人もいるかもしれません。新たに部屋を借りるなら、貯金したお金を頭金にして買ってしまった方が自分の家を手に入れられます。ローンの金額や年数などをよく考えて、手が届く物件があれば検討してみてください。

同棲相手と別れるときは荷物や費用についてきちんと話し合いを

同棲相手と別れるときは荷物や費用についてきちんと話し合いを

同棲していても、二人にとって別れる方がベストだという選択をすることになる場合があります。同棲を解消するときにはどちらが家を出て行くか、今まで支払っていた家賃や敷金、さらに新たに借りる部屋のための準備金をどうするか、荷物はいつまでに運び出すかなど具体的なことも話し合っておきましょう。お互いに納得できるまできちんと話すことが大切です。