恋愛2024.01.31

別れ話をLINEでしてもいい？相手の気持ちを傷つけない別れ方

別れ話にLINEを選びたい心理とは

お互い好きで付き合っていたカップルも、時間が経って別れてしまうことがあります。二人とももうダメだなと思っている場合は話が早いですが、どちらかが別れたくないと思っているときは、別れを決意した人から別れ話をする必要があります。別れ話は、別れたいと思っていても切り出しづらいもの。LINEの話し合いだけで別れ方が便利だと考える人もいます。

電話のように直接話さずに済む

LINEのメッセージで話し合いをすれば、電話で話すときのようにその場で会話をしなくていいので話しづらいことも言い出しやすくなります。男性か女性のどちらかが別れるつもりがない場合、話し合いは平行線になることが多く、電話で話していてもなかなか結論が出ないことも。LINEなら、とりあえず自分が別れたいと思っていることを文面で伝えられるので、電話よりも気楽なのです。

時間があるときに返信してもらえる

電話で別れ話をしたり直接会って話したりするときは、お互いが納得するまで相手とやりとりしなければいけません。しかし、LINEなら自分の気持ちを送信しておけば、相手からは時間のあるときに返事が来るので、直接その場でいろいろやりとりするストレスがありません。別れ話を切り出された相手も、ゆっくり考えて気持ちを整理してから返信できるので、感情的になるのを防ぐ効果があります。

こじれたらブロックできる

LINEで別れ話をすれば、万が一話がこじれてしまったり、別れを拒んでいる相手から何度もストーカーのようなメッセージが来るようになってしまったりしたときにブロックできます。ブロックしてしまえば、相手からのメッセージや電話などは一切来なくなるので安心です。もし別れたい相手が精神的に不安定な面がある人なら、ブロックは一方的ではありますが、自分を守れるよい対処法といえます。

LINEで別れ話をするシチュエーション

長く付き合っていたカップルや同棲しているカップルの場合、LINEで別れ話をするケースは少ないでしょう。しかし、別れ話をするときにLINEが便利で最適なカップルもいます。LINEで別れ話をするのがおすすめの二人はどういう関係なのでしょうか。

遠距離恋愛のカップル

遠距離恋愛で付き合っていたカップルのどちらかが別れ話をしたい場合、LINEは適しています。会って直接話すためには、どちらかが彼氏や彼女に会いに行かなければいけません。しかし、別れ話をするためだけに、時間とお金を使って会いに行きたいと思う人は少ないもの。LINEを使って別れ話を切り出す方が便利です。メッセージだけで結論が出ない場合は、ビデオ通話などで話してもいいですね。

出会い系で知り合った彼氏と彼女

出会い系のアプリやパーティーなどで知り合った男女が別れ話をするときもLINEが便利な方法です。そもそも出会い系で知り合った相手の情報はLINEしかわからないことも少なくありません。少しお付き合いをしてみて、「何かが違う」と感じたり「このまま付き合っていく相手ではないな」と思ったりしたら、LINEで別れ話を切り出してみましょう。

LINEで別れ話をするメリット

LINEで別れ話をするメリットはいくつかあります。「お互いに好きで付き合っていた相手なんだから、LINE一つで別れ話をするなんて誠実さに欠ける」と感じる人もいるでしょう。しかし、あえてLINEで別れ話を切り出す方が、別れたいと思っている人にとっては精神的な負担が少なくて済むことが多いので、LINEを使いたいと思う心理が働きます。

直接別れたい理由を言葉で話さなくていい

LINEでメッセージを送れば、別れたい理由を直接相手に伝えなくて済みます。メッセージの文面もよく考えてから入力し、見直せるので、感情的になったりいわなくていいことまでいったりすることがありません。また、別れ話を伝えたときの相手の表情や言葉などをダイレクトに受け止めなくていいので、精神的な負担が軽減されます。

既読か未読かがわかる

別れ話のメッセージをLINEで送れば、相手が読んだかどうかがわかります。メールや留守番電話にメッセージを残す方法だと、相手が自分の気持ちを知ったかどうか確かめるすべがありません。LINEならチャットを開いた時点で既読になるので、送った方も確認がしやすいというメリットがあります。自分のメッセージが既読になっていれば、相手からのメッセージを待って別れ話を進めていけます。

LINEで別れ話をするときに気を付けたいこと

LINEで別れ話をするデメリットももちろんあります。直接話し合わなくていいので、気分的に楽だと思ってLINEで別れ話をしたくなりますが、かえってこじれたり、文章だけではきちんと気持ちを伝えられず誤解を生んだりする場合もあります。

既読無視で返事がなくても別れたことにはならない可能性がある

LINE未読の場合は、LINE未読の場合は、メッセージを相手が読んでいないので、何かの方法でメッセージを見てもらうように伝える必要があります。しかし、自分が送ったメッセージが既読になっていて、返事が返ってこない場合、別れたことにはなりません。別れ話の内容のメッセージを見て、その意味を理解できずに何て返信すればいいのかわからなくなる人もいます。別れたい内容のメッセージを相手が読んだだけでは別れたことにならないので、相手が納得するまでしっかりフォローを入れる必要があります。

復縁の可能性があるならブロックしない

別れると決意して、LINEでメッセージを送った相手でも、その後友達としていい関係を築けるかもしれません。また、別れてみてから付き合っていた相手のいいところがわかって、もう一度やり直したいと思うことも。もう2度と会いたくないと思うような相手でないなら、別れてからもブロックしない方がいいでしょう。

自分の気持ちだけを一方的に送らない

別れ話を切り出すメッセージを送るときに、自分の別れたい気持ちだけを一方的に送らないようにしましょう。相手はまだ好きな気持ちがあり、別れたくないと思っていることも十分にあります。また、別れたい理由が実は誤解や勘違いのこともあります。何度かやりとりをして、相手の気持ちや言い分などもしっかり聞いて、お互いが納得できてから別れてください。