Twitterでの出会いは危険もたくさん!手軽だからこそ警戒しよう

Twitterでの出会いは事件につながる可能性も高い!

昨今、「ネット上で出会った」「SNSを通して出会った」とされる事件報道を見かける機会が増えています。SNSといってもさまざまな種類がありますが、TwitterもそのSNSの一つです。老若男女を問わず気軽に利用できるSNSは、健全に利用している人も多いですが、一方では当初からよからぬことを企んでいる人もいて、事件に発展してしまうケースもあります。

無料だからこそさまざまなユーザーがいる

Twitterは基本的に無料での利用が可能。そのため、実にさまざまなユーザーが楽しんでいるSNSです。コミュニケーションを楽しんでいる人もいれば、情報収集ツールとして活用している人もいます。一方で、出会いのために活用している人も。匿名性も高く気軽に利用できることから、真剣な出会いではなく、当初から良からぬ目的でTwitterを利用する人も、残念ながらいるでしょう。

出会い厨釣りと呼ばれる愉快犯な利用者もいる

いわゆる出会い厨釣りとは、出会いを求めている人を狙って冷やかすアカウントです。Twitterでは出会いを求めているツイートも珍しくありませんが、それらを見つけては親身な姿勢で近付いて、実際に会う約束までしておきながら故意にドタキャンしたり、あるいはその内容をネットに晒したりします。顔が見えないからこそ、このような利用者がいるので、自分自身が真剣な出会いを求めていても、その気持ちを踏みにじられる可能性があります。

自分の写真が勝手にネットで使われるトラブルも

Twitterは公式アカウント以外は誰が運用しているかわかりません。匿名性が高いことから、コンプライアンスが守られていないユーザーも珍しくありません。また、簡単にプロフィール画像を設定できるので、他人の写真をアイコンに使っているケースもあれば、何らかのやり取りをした際に使用した写真を悪用されてしまうケースもあるようです。

実際に会ったらそれまでと感じが違うことも

Twitterアカウントでは優しく、感じが良かったものの、実際に会ってみたら全然違う。むしろ恐怖心さえ覚えたというケースもあるようです。やり取りが盛り上がったので会ってみたものの、それまでの軽妙なやり取りが嘘のような、まるで別人かと思うような差がある場合、身の危険も感じるでしょう。結果、トラブルやアクシデントの被害に見舞われるケースも確認されています。

異性との出会いのためにアカウントを作って利用しているユーザーも

出会いのためだけに作成されたアカウントもあります。友人が欲しい・真剣な恋愛がしたいのではなく、あくまでも遊びたいだけ。このようなアカウントのやり取りは軽妙なのですが、実際に会ったら利用されるだけで、以降ブロックされたり、アカウントそのものが削除されて連絡が取れなくなったりといったケースもあります。しかしながらTwitter側としても、アカウント作成目的まで目を光らせることはできないので、自分自身で気を付けるしかありません。

Twitterで出会いを求めるならここに気を付けよう!

Twitterでの出会いでは危険が待っている可能性もありますが、いくつかの項目をチェックすることで、危険性が下がります。恋人を求めてTwitterで出会いを探す場合、相手アカウントの下記項目はチェックしておきましょう。

フォロワーがどれくらいいるのか

フォロワーの数はアカウントの信頼性の一つです。ここでのポイントは、フォロー数ではありません。フォローは自由にできますので、いくらでも数字を増やすことが可能。その点フォロワーは相手の判断になりますので、簡単には増やせません。フォロワーが多いアカウントは、「フォローしても問題ない人」だと思われている人の数を意味する側面もありますので、フォロワーの数はチェックしておきましょう。

趣味のツイートがあるのか

それまでどのようなツイートをしているのかも要チェックです。友達とのやり取りなども確認するとよいでしょう。それまでのツイートを見れば、どのような人物なのかある程度わかります。特に趣味に関してのツイートが多々あれば、ある程度メインで運用しているアカウントとなりますので、無茶なことをしてくるアカウントの可能性は低いです。

プロフィールが健全か

プロフィールは長ければよいというものでははありません。むしろ長すぎず短すぎずくらいがよいでしょう。あまりにも長い場合、怪しまれるのを恐れて長くしている可能性もあります。逆に何も記載がない場合、アカウントを何度も作っては消してを繰り返しているので、プロフィールの記載が面倒である可能性もあります。プロフィールの長短よりも、不自然ではないかをチェックしましょう。

Instagramのアカウントも記載しているか

Instagramのアカウントも併記している場合、安全なアカウントと考えてよいでしょう。その理由としてTwitterとInstagramの双方を晒しても何ら問題ないと考えている、つまりは怪しくないアカウントである可能性が高いです。特にInstagramでもそれなりに更新が見られる場合、少なくとも自分の正体を隠そうとしているアカウントではないでしょう。

Twitterよりも出会いやすい?他のツール・方法を徹底検証

Twitterには出会いがあります。しかし、そもそもTwitterは出会い専用のツールではありません。出会いを求めているのであれば出会いに特化した他のツールの方が出会いやすいのではないでしょうか。そこで、出会いやすい他のツールや方法をいくつか紹介します。

LINE

LINEもSNSではありますが、Twitterほどオープンではありません。また、LINEでは電話番号の登録が必要なため、捨てアカウントの作成が難しいです。ただし、オープンではないので全く縁もゆかりもない人間との接点が生まれにくいのも事実。共通のグループなど、知り合いレベルから仲を深めるツールとしては優秀ですが、見ず知らずの人間との出会いは難しいでしょう。むしろその点が安全性に繋がるので、メリットだとする声もあります。

コミュニティサイト

趣味を楽しむコミュニティサイトの場合、共通の趣味の人間が集まりますので、距離を近づけやすいです。ただし、コミュニティサイトは出会いを謳っているものではありませんので、出会い目的のような言動が露骨な場合、退会処分を課せられることも。あくまでも、仲良くなった延長線上に出会いがある「かも」しれないと認識しておくくらいがよいでしょう。

結婚相談所などの婚活サービス

結婚相談所、婚活アプリなどの婚活サービスは、出会いの可能性が高いです。特に結婚相談所であれば、出会いまで親身にサポートしてくれます。しかし、これらはあくまでも結婚を前提としたサービスとなっていますので、いわば本気の人が多いです。結婚願望をお持ちであればニーズにマッチしていますが、結婚まで考えていない場合や、まずは気軽な出会いをと考えている場合、少々ニーズとずれてしまうでしょう。

大学やバイトなどリアルな空間

多くの人と接する場所は、自然と出会いに繋がる可能性が高いです。大学やバイト、社会人サークルといったリアルな空間に出入りするのもよいでしょう。ただし、これらに参加する場合、実際に活動の場に足を運ばなければなりません。忙しいときなどは、どうしても足が遠のいてしまうでしょう。比較的時間に余裕のある人にはおすすめです。

マッチングアプリ

マッチングアプリであれば、自分の好きなときに相手とのコミュニケーションが可能です。本人確認を行っているマッチングアプリも増えていますので、相手に関しての安全性も高いのではないでしょうか。また、やり取りはマッチングアプリで行うので、LINEや電話番号など、連絡先を教える必要もありません。実際に顔を合わせるまではマッチングアプリを通してのやり取りになりますので、安全性もある程度あり、忙しい人にも向いている方法です。

本気の出会いを求めるならTwitterよりも他のアプリで!

Twitterは汎用性の高いSNSです。そのため、出会いも不可能ではありませんが、出会い専用のSNSではないことを頭に入れておきましょう。真剣な出会いを求めているのであれば、出会いに特化したツールを活用した方がよいのではないでしょうか。自分のライフスタイルに負担を与えない方法で、出会いを模索してみるとよいでしょう。