仕事の話をする男性の心理とは?脈あり・脈なしサインを見極めよう

女性に仕事の愚痴や悩みを打ち明ける男性心理

あなたにいつも仕事の悩みや、職場や上司の愚痴を打ち明けてくる男性はいませんか?頻繁に打ち明け話をされると、一体どのような意図があるのか気になりますね。実は、男性が女性相手に仕事の悩みや愚痴を話題にする行動は、その女性への好意を示すサインかもしれません。具体的にはどのような男性心理が隠されているのか、以下でくわしくみていきましょう。

弱い部分を見せて距離を縮めたい

仕事の愚痴や悩みを打ち明けられたら、その男性はあなたに好意があり距離を縮めたいと考えている可能性があります。愚痴や悩みを話すことは「弱みを見せられるほどあなたを信頼しています」というアピールになります。相手が同世代以上の場合、弱い部分を見せることでかわいげも演出でき、親近感を抱いてもらいやすくなるでしょう。相手の男性は、そのような心理を利用した駆け引きを仕掛けているのかもしれません。

恋愛対象として価値観が合うかどうかを確かめたい

いいなと感じる女性に仕事の愚痴や悩みを相談し、そのときの反応で価値観が合うかどうかを確かめようとする男性もいます。男性にとって仕事は、人生においてかなり大きなウェイトを占めるものです。そのため、恋人や結婚相手が仕事の悩みや愚痴に真摯に向き合って、自分が欲しい反応をくれるかどうかは、男性にとって重要なことなのです。

相手を信頼している気持ちのあらわれ

単純に相手の女性を信頼する気持ちから、仕事の愚痴や悩みを打ち明けているケースもあります。男性にとって自分の弱くて情けない部分を誰かに見せるのは、勇気がいることです。それが異性ならなおさらでしょう。そのため、男性が特定の女性だけにネガティブな感情を打ち明けるときは、相手を特別に信頼し心を許している場合が少なくありません。

慰められたい・癒されたい

癒しや慰めの言葉を求めて、女性に仕事の愚痴や悩みを話しているパターンもあります。包容力があり優しそうな女性に愚痴を吐き出して「頑張っているね」「きっとうまくいくよ」といった言葉をかけてもらうことで、ストレスを解消したいと考えているのです。話し相手に選ばれたということは、少なくとも相手の女性に対して悪い印象は抱いていないでしょう。

女性に仕事の自慢話をする男性の心理

女性に仕事の自慢話ばかりを披露したがる男性もいます。自慢話を聞かされ続けると、だんだんと相手に良い印象をもてなくなる女性も多いのではないでしょうか。話題が自慢話の場合は、同じ仕事の話でも愚痴や悩みのときとは異なる心理が隠れている可能性があります。どのような男性心理が考えられるのか、以下で主なパターンを紹介します。

相手よりも優位に立ちたい

男性が女性に仕事の自慢話をする理由として考えられるのが、相手よりも優位に立ちたいという心理です。「男性のなかには、女性は男性よりも低い立場にいるもの」といった古い価値観の持ち主がいます。そのため、女性を相手にしたときに、仕事の功績や自分がいかに能力が高いかを語って、男性優位の関係をはっきりさせようとすることがあるのです。

好意があり自分の価値をアピールしたい

好意を抱いている女性に仕事の自慢話をして、自分の能力や社会的な地位の高さをアピールしようとするパターンもあります。男性にとっては生活の大半を仕事が占めていることも珍しくありません。そのため、手っ取り早く自分の価値や魅力を知ってもらうために行き着く話題が、仕事の自慢になるのは自然なことといえるでしょう。

承認欲求を満たしたい

承認欲求を満たされたいという気持ちから、仕事の自慢話をする男性もいます。自信の成功体験を誰かに話すことで「すごい」「さすがですね」など、自分を認める反応が欲しいと考えているわけです。この場合は相手が好きな女性でも男友達でも関係なく、とにかくわかりやすい称賛の言葉をくれる人を話し相手に選んでいると考えられます。

仕事の話しかしない男性は脈なしの可能性も

同じ会社の男性が食事や飲みの場でも仕事の話しかしない場合、女性としてまったく興味をもたれていない可能性があります。あまり親しくなく好きでもない女性に、家庭や趣味などの情報を知られたくないと考える男性は多いのです。また、職場恋愛に抵抗があり、好意があると勘違いされないためにあえてプライベートの話題を避けるケースもあります。

仕事の話をする男性の好感度を上げる方法

好意をもっている、あるいは少し気になっている男性と話すときは、できるだけ好感度を上げる受け答えをしたいものですね。仕事の話を聞くときに、相手に好印象を残すためのポイントはいくつかありますが、基本的には「真剣に聞く姿勢を見せる」ことと、「相手を否定しない」ことが大切です。以下で、細かくみていきましょう。

相手の目を見て聞く

男性が仕事の話をしているときは、目を見ながら真剣に聞きましょう。しっかり目を見て聞く姿勢を見せることで「話の内容にしっかり耳を傾けて理解しようと努めてくれているのだな」と相手に伝わり、話しがいのある相手だと思ってもらえます。ただじっと聞くだけでなく、ときどき軽くうなずくなどのリアクションを取ると、より好印象です。

質問をして興味をもっていることをアピールする

わからないことを尋ねる、気になったことを深掘りするなど、質問をするのも効果的です。適度に質問を挟むと、男性は相手が話を真剣に聞いていて、もっと聞きたそうにしていると感じます。女性の食い付きが良ければ男性側もたくさん話したくなり、会話が弾むでしょう。一緒に過ごすと楽しい女性だという印象も残せます。

相談や愚痴は聞き役に徹する

話題が仕事の愚痴や悩みなら、聞き役に徹して溜め込んでいることをすべて話してもらいましょう。質問したいことが出てきても、相手が話し終えてからまとめて聞くようにしてください。男性は、自分が話している途中で他の話題に脱線することを嫌う傾向があります。それがストレスを吐き出している最中ならなおさらです。相手が思う存分愚痴を吐けるよう、気持ちよく話せる環境を作ってあげましょう。

相手の意見を肯定する

男性の仕事の話を聞くときは、相手の意見を否定しないのが鉄則です。男性が仕事の話をしているときは、大抵の場合、具体的なアドバイスや意見を求めていません。「あなたは間違っていない」「私もそう思う」と肯定や共感を得たいのです。自分と異なる意見を述べられると、ダメ出しされたと感じてムッとする男性もいるため、注意しましょう。

相手を誉める言葉を返す

仕事の自慢話をされたら、ストレートに誉めましょう。女性に仕事の自慢をする男性は、自分の仕事や能力にプライドをもっています。誉め言葉でプライドをくすぐれば、悪い気持ちにはならないはずです。ただし、誉め言葉を連発しすぎるとウソ臭くなります。そのため、過剰にならないようタイミングを見極めて誉めることが大切です。

仕事の話をする男性心理がわかると取るべき態度が見えてくる

仕事の話をする男性の心理は、話の内容によって異なる可能性があります。話題ごとに隠されている可能性のある意図を知ることは、どのような態度で話を聞くべきかを見極める手がかりとなるでしょう。聞き上手は、男性の好感度が高いスキルです。男性の隠された心理を理解して、仕事の話を上手に聞ける女性を目指しましょう。